みなさん、こんばんは。

 

昨日4月2日のおハナシになりますが、マダム・テナルディエ/森公美子さん出演のトークバラエティ「誰だって波瀾爆笑」(日本テレビ)がオンエアされました。

ご覧になった方はいらっしゃいますか?

 

この「波瀾爆笑」。

元々「レミ」とは関係ないところで、森さんご自身のお仕事として番組出演が決まっていたのですが、ちょうどオンエアが稽古の最中ということもあり、密着という形で稽古場に番組カメラが潜入することになったのです。

 

1回目の撮影は、2月下旬のエコール レ・ミゼラブルでした。

製作発表の前にカンパニーのみんなと顔を合わせておきたい、と、多忙なスケジュールをやりくりして稽古場に登場した森さんの手には、テレビでも取り上げられていましたが、ホカホカのあんこたっぷりの回転焼き(いわゆる今川焼き、ですね)のずっしり入った紙袋がありました。

その温かさと甘さに、キャストに笑顔が広がります。

しかし、28日の製作発表に向けた段取り稽古が始まるや、ほっこり顔がさーっと固まり・・・f^^;。

音楽監督/山口Billyさんがイベント用にアレンジした楽曲を、出ハケのタイミングや立ち位置、動きなどのステージングも確認しながら歌わなければならず、

「ちゃんと自分のパート歌ってる?聴こえてこないよ!」

「はい、ここで出る!」

「ソロある人は、さっとマイクの前へ!」

「遅い!」

「間に合ってない人、誰?」

等々、次々にダメが出て、なかなかスムーズに進みません。

キャストは、周囲の様子をうかがいながらちょっとアワアワ、オロオロ。

時に笑いも交えた楽しい雰囲気のリハーサルでしたが、その後の歌稽古で音程が微妙に不安定だったのは、みんな、動揺がおさまらなかったからなのかもしれません(笑)

 

2回目の撮影は、オンエア直前の3月下旬。

テナルディエ夫妻の稽古日を狙っての撮影でした。

幼いコゼット の場面で、(まだ子役さんが稽古に参加していないため)女性アンサンブルが代役を務める"大きな"リトル・コゼットを、♪ここだねオチビの貴婦人〜と虐めるマダム・テナルディエの様子や、それに続く テナルディエの宿屋 の稽古の模様などを、番組で取り上げていただきました。

 

 

  テナルディエの宿屋。

  ひとつひとつ、みんなで動きを確認中です。

  センター奥は、テナルディエ役の駒田一さん(左)と

  橋本じゅんさん(右、階段中程)

 

 

  こちらは、マダム・テナルディエ役の二人。

  経験者の谷口ゆうなさんが段取りを説明しています(左)

  右は、時に質問を交えながら台本にメモを取る鈴木ほのかさん。

 

 

  稽古の合間のテナルディエたち。

  実際の動線をたどり、段取りを入れている橋本さん(右)。

  何事か思案中の駒田さん(中央)とKENTAROさん(左)。

 

 

バラエティ番組ですから、「レミ」的には「???」となる字幕や取り上げられ方もなかったわけではないですが f^^;、稽古場の様子を映像でご覧いただける機会はなかなかないので、オンエアをご覧になった皆さんに少しでもお楽しみいただけたのなら何よりだな、と思います。

 

 

最後に、今日の稽古場から、1枚。

 

  赤旗ひるがえるバリケード!

  

 

それでは、また〜。