みなさん、こんばんは。ムラタです。
今日の休館日は、昨日お知らせしたように、名古屋と博多で地方公演のPRを行って来ました。


名古屋に赴いたバルジャン/吉原光夫さんは、一人でラジオや新聞等の取材を数件こなし、1ヶ月後にせまった中日劇場公演のPRに努めてくれました。
終了後、同行した吉原さんの事務所の方から、
「いっぱい宣伝出来たと思います」
と連絡をいただき、無事終わって何より、と、ほっ(^^)。


そして、ムラタも帯同した福岡のキャンペーンは、というと

福岡チーム(バルジャン/福井晶一さん、ファンテーヌ/知念里奈さん、マダム・テナルディエ/森公美子さん、アンジョルラス/上原理生さん)は、こちらも数件のTVや新聞・情報誌など、隣り合わせた3部屋と別フロアの会場を行き来しながら、全員、あるいは、いろいろな組み合わせでの取材にのぞんでもらいました。
それと並行して、音楽監督/山口Billyさんの音楽解説の映像収録を進行。
こちらは後日、博多座HPに何度かに分けてアップされると思いますので、みなさん是非、チェックしてみて下さいね。

取材と映像収録終了後は、記者懇親会です。
30名もの記者さんたち(東京でもこんなに懇親会に集まっていただくことは稀かと思います!)にご参加いただき、和やかな雰囲気の中で、いろいろな質問が飛び交って、あっという間に時間が過ぎていきました。
 年齢性別等関係なくどの役でも演ってよい、としたら、何役を演じたいですか?
という話題には、まずは福井さんが
「エポニーヌですね。オン・マイ・オウンが、とても切なくて、いい歌だなぁって。すごく好きなんですよ。あと、もっと若かったらアンジョルラスですね。やっぱり、カッコいいですから(^^)」
と上原アンジョルラスをチラ見。
次に知念さんが、
「バルジャンが。(独白が好きなのと)ファンテーヌからしたら、バルジャンが居たから娘のコゼットがあんなにも美しく成長出来たわけで、その人間としての寛さとか大きさが素晴らしいな、と。それと(今までコゼット、エポニーヌ、ファンテーヌと演っているので)あとはマダム・テナルディエをやれるくらいの容量を…あ、身体の大きさじゃなくて、心の容量です(笑)…そういう経験を積んでいけたら」
すかさず森さん、
「いや、(身体の)大きさだよ」
と突っ込んで、笑いを誘います。
その森さんは、
「歌いたいのは♪スターズ、ですね。あと、やっぱり♪夢やぶれて」
そういえば懇親会前、取材用の部屋から森さんの歌う♪夢やぶれてが聞こえてきてました。
「でも、さっき歌ってみたんですけど、ただ歌ってるだけで、切なさとかね、そういうのが足りないなぁ、と(笑)」
そして上原さんが挙げたのは、意外にもコンブフェール。
「僕の演じるアンジョルラスの参謀、みたいな立場なんですけど、演ってみたいんですよね。その立場から、アンジョルラスを見てみたいな~と」
「演ればいいじゃん」
と福井さんや森さんたちに言われた上原さん、
「え、いいんですかね?」
「出来るんじゃないの?」
でも、懇親会の模様を後方でじっと見つめていた山口Billyさんの顔を見て、森さんが、
「あ、ビリーさんが渋い顔してる f^^;。音程とかね、あの役、結構難しいしね」
と、みんなで苦笑いする一幕もありました。


  記者懇親会の模様



  懇親会終了後、マスコミ向けのフォトセッション


懇親会を終えた18:00からは、ソラリアプラザ1階のイベントスペース「ゼファ」で、Love FM×博多座による「レ・ミゼラブル スペシャルイベント」を開催。
開始2時間前に簡単なサウンドチェックを行ったのですが、その時に既に何十人も入場待ちのお客様が並んで下さってましたし、イベント本番でも、会場を埋め尽くしたお客様、何重もの立ち見のお客様に加え、吹き抜けのフロアの2階、3階、4階からも下を覗き込む方々もいらっしゃったほど。
Love FMのAnnaさんのスマートな進行と、楽しいおしゃべり、そして福井さんの♪彼を帰して、知念さんの♪夢やぶれて、の楽曲披露もあって、大変な熱気で大いに盛り上がったのでした。



  イベント開始直後の会場の様子。
  この後、お仕事帰り、お買い物帰りの方々が
  次々と足を止めて下り、大変な人だかりとなりました


「2013年は全てが試行錯誤でしたが、今回の2015年はとてもよくまとまっていて、日々深まっています。2013年に観た方も、2015年はまた芝居を一から創ったと言えるほど、稽古場で演出家と一緒になって練り上げて来た、まさに、世界最新の『レ・ミゼラブル』なので、是非また足を運んでもらいたいです!」
という主旨のコメントを、キャストたちはPRで何度も力説していました。
明日もまた、進化と深化のために、2回公演、みんなで頑張ります。

ではまた~。