みなさん、こんばんは。ムラタです。
28日、土曜日、あたたかくってお天気良くて、一気に開花が進んだだろう桜を見に出かけた、なんて方もいっらっしゃるんじゃないかと思いますが、レミ・カンパニーはもちろん、稽古。
の初通しのダメ出し、通し稽古2回目、そしてそのダメ出し、と、今日もぎゅうぅぅぅぅっと詰まった内容でした。

大人のみで始まったダメ出し。
稽古場の扉の外に居ると、音が聞こえてくる時間より、しーんと静まり返っていることが圧倒的に多くて、「何が起きてるの~?」と不安になることしばし f^^;
これはつまり、演出補のエイドリアンが芝居や動きの細部にわたって、細かなダメを出しながら修正をかけている、ということなんですけどね。

これまでブログにアップした稽古写真を見て、
「あぁ、この場面で××さんはここに居るんだぁ」
と思われた方もいらっしゃると思うんですが、稽古を重ねる中で日々、いろんな変化が起きています。
これからの稽古でも、舞台稽古に入ってからも、プレビュー公演でも、とにかく本初日を迎えるまでは変更は発生するもの、なのです。
なので、本番観て、
「あれ、公式ブログの写真と違う!」
というところ、いっぱいあるはずですから、最終的にどうなったかは本番をご観劇の上、ご自身の目で確かめて下さいね~(^^)


ダメ出しが終わり、休憩を取り、第2回目の通し稽古開始。
2回目のメンバーは、
福井晶一、吉原光夫、田村良太、清水彩花、KENTARO、谷口ゆうな、平野綾、和音美桜、上原理生、北島大輝、加藤希果、吉村宇楽、伊藤潤一郎、石飛幸治、宇部洋之、丹宗立峰、神田恭兵、杉山有大、鎌田誠樹、川島大典、安部三博、持木悠、藤田光之、森山大輔、土倉有貴、大津裕哉、池谷祐子、般若愛実、三戸亜耶、本田育代、浅野実奈子、王子菜摘子、石田佳名子、綿引さやか、華花、松本ほなみ(以上、敬称略)
でした。


休憩中、入れ替わり立ち替わり質問にやって来るキャストに応対していた演出補エイドリアンが、やっと軽食にありつけたのは、通し開始の5分前!
「もうすぐ始まっちゃうよ~!」
「わかってる。でも、僕がここに居るうちは、始まったりしないよね。急がなきゃ!」
と、休憩スペースで必死で食べ物を口に運んでいたんですが、半分も進まない内に稽古場内からは無情にも、
♪ダン、ダン、パーンパパーン、ダンダンダン………
とピアノの音が流れ出し… 。
「えっ?えっ?えっ? 始まっちゃったの? ウソ? だって僕、演出補だよね? 演出家がここに居るのに始まっちゃうなんて~(泣)」
と必死で食事を抱え、稽古場内に駆け戻っていったエイドリアンなのでした。
エイドリアン、前日の初回の通しの時に、日本側のスタッフが姿を確認しづらい場所に早々に移動してノート(ダメ)を取っていたので、きっとまたそこに居るに違いない、とスタッフは考え、さっさと始めてしまったんですね~ f^^;。


そんな通し第2回目、1幕途中までの模様です(^^)<敬称略>



  吉原ジャベールに仮釈放を言い渡される福井バルジャン。
  官吏役は宇部(左)、鎌田。



  農場を追い出される福井バルジャン。
  左から上原、杉山、丹宗、川島、石田、池谷、田村、
  石飛、浅野、華花、福井、藤田、土倉、清水、平野。



  捕った福井バルジャンに銀の燭台を与える伊藤司教。
  右の警官は持木、後ろの見物人は左から丹宗、宇部、
  神田、柳本、土倉、石田、王子、伊藤、安部、清水、
  平野、KENTARO、杉山、松本。



  司教の諭しで、新しい人生を生きようと決意し、
  仮出獄許可証を破り捨てる福井バルジャン (♪独白)。



  プロローグが終わり、Les Miserableのタイトルが映写、
  壁の奥から貧しい人々が溢れ出る (♪一日の終わりに)。
  前列左から持木、神田、安部、杉山、藤田、王子、
  松本、川島、綿引、清水、
  中列左から宇部、丹宗、谷口、大津、上原、浅野、
  田村、平野、
  後列左からKENTARO、鎌田、土倉、森山、本田。



  未婚の母であることを暴かれる和音ファンテーヌ。
  その右に、石飛工場長と池谷ファクトリーガール。
  写真左から土倉、森山。
  長机の女性労働者は左から綿引、般若、柳本、
  石田、本田、華花、清水、谷口、平野、松本。



  コゼットに送る金を工面するため買入屋/般若に
  ペンダントを売る和音ファンテーヌ。



  娼婦に身を落としたファンテーヌの最初の客は工場長だった。
  前方左から華花、松本、ヒモ役の土倉、石飛工場長、平野、浅野、
  和音ファンテーヌ、本田マダム、
  後ろの階段の上は池谷(左)、清水。



  客のバマタボアと騒ぎを起こしたファンテーヌは、
  ジャベールに逮捕されそうになるが、そこに現れたのは
  かつて彼女の訴えに耳をかそうとしなかった工場主の
  マドレーヌ市長(=名を変えたバルジャン)だった。
  左から般若、伊藤、鎌田、警官役の持木、安部、吉原ジャベール、
  川島、福井バルジャン(=マドレーヌ市長)、警官役の上原、
  和音ファンテーヌ、警官役の田村。



  "バルジャン"と間違われて裁判を受ける男を救うため、
  裁判所に現れ、自らの正体を明かすマドレーヌ市長(=バルジャン)。
  左から大津、森山、"身代わり"役の石飛、福井バルジャン、丹宗、
  神田、"身代わりの妻"役の王子、土倉、本田、吉原ジャベール、
  奥の壇上にいるのは裁判官たち(上原、伊藤、田村)。



  病院に収容されたファンテーヌは、見舞いに現れたバルジャンに
  愛娘コゼットを託して息を引き取る。
  その直後、バルジャンを追って来たジャベールが登場し、
  コゼットの元へ向かおうとするバルジャンと対決することに。
  福井バルジャン(左) と吉原ジャベール。
  


  大勢の客で賑わうテナルディエの宿屋。
  やって来た新しい客に飛びつくテナルディエ夫妻。
  左から浅野、宇部、石飛、森山、鎌田。後ろに"鳩"役の綿引と松本。
  さらに後方に川島と"あばずれ"役の華花。
  池谷、柳本、安部、本田、石田。
  KENTAROテナルディエ、客の藤田、谷口マダム・テナルディエ。



  コゼットを引き取りに来た福井バルジャン(右) から
  金をせしめようとするKENTAROテナルディエと
  谷口マダム・テナルディエ。



  10年後、パリの街角。
  左から吉村、石田、杉山、宇部、石飛、上原アンジョルラス、
  田村マリウス、藤田バベ、平野エポニーヌ、森山ブリジョン、
  大津モンパルナス、KENTAROテナルディエ、谷口マダム・テナルディエ。
  左上は般若、華花。中央上に柳本。右上は北島ガブローシュ。



  施しに来た裕福そうな父娘を狙ったテナルディエ一味は
  ジャベールに捕われる。
  前方左から清水コゼット、福井バルジャン、田村マリウス、
  KENTAROテナルディエ、警官役の宇部、谷口マダム・テナルディエ、
  吉原ジャベール、森山ブリジョン、藤田バベ。



それでは、また~。