3月31日ロードショーの「わたしが見ている世界が全て」今日5月6日になって見てきました。

「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」は、2度見てまだチケットが1枚余っているけど、こちらは、やっと今日見に行ってきました。初日から上映していた映画館はもうすでに上映を終えているので、近隣で見られるのは1つだけだったので、鵠沼海岸にある、ミニシアター「シネコヤ」に行ってきました。22席のミニミニシアターですが、今日は12時20分からの上映、ネットで見たらあと4席ってでていたので、予約して行こうと思ったら、留守電になっていたので、そのまま11時に現地に向かいました。12時頃着いて、きいたら大丈夫と言うので、チケットを購入というかチケットはありませんでした。チケット代1800円にアイスコーヒーを注文して、2260円でした。中は自由席で、番号のついた札?をもらって、座席前のテーブルに置いておくと映画の上映開始に合わせて、飲み物持ってきてくれます。それも紙コップとかでなくて、ブランディーグラス、ちょっと変わったミニシアターです。普通の映画館とは違います。客席22人だから、まあ小さいスペースなのですが、最も特質すべきは、椅子です。普通の映画館の椅子では全くありません。通常なら高級なカフェや、お家のリビングに置かれているような、2人掛けのソファーや、一人掛けの椅子が、置かれています。通常の映画館と違い、すごくゆったりとした座席です。4月30日に、「やがて海へと届く」を見に行った田端のミニシアターも20席くらいだったけど、 あちらは普通の映画館の座席でした。

パン屋さんもやっているミニシアターなんで、食事も、映画中でもできるようでしたが、アイスコーヒーだけにしました。

 

座席、スクリーンはなくて白い壁に直に投影です。予告編をやっています。

もちろんこのあと携帯はスイッチ切りましたよ。

 

私の席は、幅広くてクッションの厚い手すりはない籐の椅子でした。

映画はなにかな、時間、効率最優先で承認欲求過剰の今時?の社会人の主人公が、

母親の死によって、実家にもどってきて、まあ自分の仕事の融資の資金の調達っていうのもあって、

家業としてやっていたスーパーでうどん屋を畳ませて、土地をうらせるまでの4人兄弟のまあ相続問題みたいなストーリー。

主人公とは、違う時間軸で生きているような兄弟姉の家を売るまでの葛藤とかそういうものが描かれていました。

携帯やiPadを駆使してテキパキ仕事をこなすような、主人公に対して、まったくそういうものとは無関係にみえる、兄弟姉たちの話として物語は進みます。

ところで、新谷ゆづみちゃんなかなか出てきません。

役どころでは、離婚して出戻ってきた長女の娘の役らしいとは聞いていたのですが、物語の後半唐突に出てきました。

まあほとんどは、焼きうどんを食べているシーンでしたけどね(笑)

でもこれって、このシーンをきっかけに長女の思いが変化していく、重要なシーンでした。あれっなんか、4月30日にも見たけど、

「やがて海へと届く」の東北パートの民宿の娘、伊藤羽純を演じたのと同じような状況での登場だなって思っていたら、

映画の最後、エンドロールをみて納得でした。原案 中川龍太郎とあって、左近圭太郎監督、独立前の中川龍太郎監督と同じ会社だったから、新谷ゆづみちゃんのことも知っていて、このシーンに抜擢したのかなって思いました。業界関係者の間では驚きをもって迎えられたあの東北パートのシーン、業界では、新谷ゆづみ=演技力のある女優っていう評価が定まっているのかな。今回は、前回のTシャツにオーバーオールとかでなくて、Tシャツにスカートでかかとのある靴をはいていて、可愛らしく出ていましたね。

「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」もそうだけど、強い問題提起のある作品のかなり大切な場面で出てきてますね。

82分の作品、時間が短く感じられました。今日はさくらのTシャツとかはきていかなかったけど、ラジオのひとりごとのグッズのキャップをかぶっていってきました。

映画館外観。小田急線鵠沼海岸駅から徒歩3分。

 

でも残念なことは、この映画パンフレット作ってないんですね。まあこの映画館チケットもなかったから、まあいいかって(笑)