人は生きていく中で、どうしても色眼鏡をかけるようになります。
色眼鏡とは、その人がそれまでに得てきた考え方や、好き嫌いなど、先入観のことを言います。
例えば、自分が好きな芸人さんを見ていれば、
多少面白くなくても
「今日はたまたま面白くないだけだ。いつもは面白いから」
と思います。
ところが、自分が嫌いな芸人さんを見れば、
「この人はいつも何を言ってもつまらない。お笑い芸人なら面白いことを言えばいいのに」
と、厳しいことを言っています。
これは、物事を色眼鏡で見ている証拠です。
客観的に見て面白いかどうか、ではなく、
「自分が好きか嫌いか」
で見てしまっていることが、この場合の色眼鏡となります。
こうならないためには、
自分が普段、物事にどんなふうに反応しているかを、つぶさに見る必要があります。
好きな人に会うとしたら、
胸はわくわく、ドキドキなどの状態が発露します。
逆に、嫌いな人に会うとしたら、
胸はモヤモヤ、ため息がでるような心境に様変わりです。
こういった変化を、自分がどのタイミングでするのか、という瞬間を見つめていくことで、
自分の色眼鏡をかけるタイミングがわかります。
これは、ひたすら練習するしかありません。
練習することで、自分のタイミングがわかってきますからね。
つまり、
自分はどんな色眼鏡をかけているのかを見つめていくことで、
本当の自分はどのようなことなのか、という、
自分を知ることが出来るのです。
自分探しの旅に出たところで、自分が見つかるわけではありません。
自分を探すには、こういうことをしていくことが、自分を見つけることになるからです。
色眼鏡をかけている自分に気づくことで、
色眼鏡を取り外すことが可能になっていきます。
そうすれば、
人を素直にありのままで見れることができるようになっていくのです。
とにかく、
自分を観察していくことです。