対戦型格闘ゲームというジャンルが確立されたのは、スト2だけでなく、この作品の影響も大きい。
アニメにもなったほど、餓狼伝説という対戦型格闘ゲームは、ゲーセンでかなりの人気が出た。
いわば、スト2派と餓狼派、という対立構造(笑)が出来るくらい、であったのだ。
内容は、世界各地からの代表が集まり、格闘技の大会を行う、というのが基本的なもので、
その大会を牛耳っているのが、ゲームのボスでもあるクラウザーという敵である。
言ってみれば、スト2で言うところのベガと似たような感じである。
クラウザーにも3人の手下がおり、大会を勝ち抜いても、その手下3人をやっつけなければ、
クラウザーに会う事は許されない。
とまあ、内容的にはとてもスト2に似た構成ではあるものの、登場するキャラクターの個性と、
何より超必殺技という、体力ゲージが少なくなる(赤点滅状態)と使える必殺技(かなりのダメージを与える)
が使えるのが大きな特徴で、それによる一発逆転システムも、人気の理由である。
また、スウェーという独自のシステムを採用しており、
当時2D格闘ゲームではなかった画面の奥行きを再現しているところも、スト2とは一線を画すところである。
このスウェーを使うことにより、通常であれば相手の必殺技をガードかジャンプでしかよけれないところを、
スウェーで先回りして、相手が必殺技を出しているところへ連続技をしかける、なんて攻撃も出来る。
つまり、より戦略的な戦い方が、この餓狼伝説2では出来るようになっていたのだ。
ちなみにお気に入りは、キム・カッファンという韓国代表のテコンドー使いである。
何が強いって、飛び道具のような必殺技はないものの、スト2のガイルのサマーソルトのような対空攻撃や、
超必殺技は相手をボコボコにするような乱舞を繰り出すようなものをもっていたりして、
とにかく使っていて、超必殺技が決まったときの、爽快感が一番なのが印象的である。
もちろん、対戦を意識しての、挑発行為もできるなど、独自のシステムは盛りだくさんである。
ちなみに、当時NEOGEOの本体を持っていたので、実は餓狼伝説2のカセットも持っており、
それをよく友人と家で対戦していた。
何より、NEOGEOのウリはゲーセンと変わらないソフトの移植度で、ソフトの値段も1本で数万円するが、
その分、完全にゲーセンと同じように何度もゲームが出来るので、
とにかくゲーセンで勝つために家でNEOGEOで練習する、というのも当時贅沢な遊び方をしたものだ。
その点、スーファミへの移植もされたほどの人気はあったものの、
・コマンドが入れにくい
・移植の際にかなりのシステム的な制約があり、削られてしまった
など、スーファミ版の出来はあまりよくはない(笑)
ちなみに、ゲームセンターCXでやったのは、餓狼伝説スペシャルである。