こんにちは。
算命学を勉強中です。

今回は、NHK連続テレビ小説『風、薫る』のもう一人の主人公・大家直美のモデルとなった、鈴木雅(すずき・まさ)さんを、算命学で見てみました。

明治という時代に看護の道を切り開き、看護婦の育成や看護婦会の設立などに尽力した、近代看護の先駆者の一人です。

そんな鈴木雅さんを、命式から少し見てみたいと思います。

命式(陰占)

生年月日:1858年2月9日。

日柱 癸酉  月柱 甲寅  年柱 戊午

 

まず日柱の「癸酉」に注目してみます。

「癸」は雨や水のような性質を持ち、周囲の様子を細やかに感じ取る力があります。

「酉」には、物事をきちんと見極める性質があり、繊細で観察力があり、頭の回転が速い人とも読めます。

外からは穏やかに見えても、内面にはしっかりとした考えを持っている――そんな印象もあります。

□戊癸の干合

日干の「癸」と年干の「戊」は干合しています。

戊と癸の干合は「火化」と考え、今回は天干を書き換えず、「癸」と「戊」はそのまま残し、火の作用が加わると捉えてみます。

そのため、癸酉の繊細さや観察力に加えて、内にある情熱や熱意を行動につなげる力も感じられます。

陽占

鈴木雅さんの人体図はこちらです。

 

   北:牽牛星   初年期:天馳星
西:龍高星    中心:牽牛星     東:車騎星
晩年期:天胡星  南:調舒星   中年期:天恍星

 

まず、中心にあるのは牽牛星です。

牽牛星には、責任感や役割意識、与えられた使命をきちんと果たそうとする性質があります。看護という仕事に真摯に向き合い、さらに看護婦を育てる立場へ進んでいった鈴木雅さんの生き方を見ると、中心の牽牛星らしさを感じます。

 

そして東方には車騎星があります。

車騎星は、行動力や実行力、正義感などを表す星です。

癸酉の繊細さに加えて、戊癸干合による火化、そして東方の車騎星を合わせてみると、「人や周囲の状況を細やかに感じ取りながら、必要なときには行動に移していく人」だったのではないかと思います。

 

そして南方には調舒星があります。

南方は、心が満足する働き方を見る場所です。

調舒星は、自分の考えや思いを、自分なりの表現方法で人に伝える仕事に向いているとされています。鈴木雅さんが、看護の知識や経験を後の人へ伝え、看護婦を育てていった姿にも、調舒星の特徴が感じられます。

■戌亥天中殺

鈴木雅さんは戌亥天中殺です。

戌亥天中殺には、自分で道を切り開いていくことや、既存の枠にとらわれず、新しい道をつくっていくという特徴があります。看護を学ぶだけでなく、看護婦会を設立し、さらに看護婦を育てる場をつくっていった鈴木雅さん。

「自分が学んで終わり」ではなく、次の人へつないでいく道をつくったところにも、戌亥天中殺らしさを感じます。

■鈴木雅さんのまとめ

命式を重ねて見ていくと、繊細に人や周囲の状況を感じ取る力と、責任を持って行動する強さを持ち、その学びや経験を次の世代へ伝えていった人だったのではないかと感じました。

歴史上の人物の生き方と命式を重ねてみると、星の意味が少し身近に感じられて、算命学の面白さを改めて感じます。

◎おまけ・2月9日の誕生花

最後に、少しだけおまけです。

2月9日の誕生花には、ストックなどがあります。

ストックには「永遠の美」「愛情の絆」などの花言葉があります。

看護の道を通して人を支え、次の世代へと思いをつないでいった鈴木雅さんを思いながら見ると、なんだか素敵なつながりを感じます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。