日曜日、わりと朝早くに目が覚め、窓の外を見るといいお天気☀️雨上がりなので空気もきれい。そうだ、山へ行こう!今シーズン登り納めかもしれない。
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北海道の山の本を引っ張り出して、体力マークの低いところ、近い所を探す。「空沼岳」か、「札幌岳」。迷ったけど、山の上の沼に惹かれて空沼岳へ出発〜。
標高1250メートルだけど、山の上はきっと寒い。防寒具と、ポットに熱いお湯、インスタントのカフェオレとオニオンスープ、頂き物の北菓楼のスイーツ一つとおにぎり二つを持って出かけた。
準備にモタモタしてたので登り始める頃には9時を回っていた。山頂まで登ると往復6時間ぐらいかかる。9月に上高地涸沢〜穂高へ行って以来、立ち上がり時の両膝の痛みが続き、よっこらしょが口癖に…。情けないけど、半分だけかなぁなんて思いつつ歩みを進める。
道は全般的にぬかるみがちではあるものの、急登もなく、深い森をなだらかに登る。とても気持ちいい。真っ赤な山ぶどうの葉が眩しい。涼しいお陰でホットフラッシュもあまり現れず大変リラックス❤️鼻唄を歌いながら歩いた。
なだらかな分、距離があるということに気付いたのは万計沼に着いたあたり。ここまでに90分かかった。
その先1.7キロで真簾沼、空沼岳山頂までは3.5キロある。すでに4キロ以上歩いていたが、なだらかだったせいか身体は疲れてない。
真簾沼辺りまで行くことにする。
40分くらいで到着。やはりあまり疲れを感じない。
ここまで来ると、せっかくだし、山頂を目指したくなる。よーし!
相変わらずなだらかだし、景色もたまらない。
ゆっくり踏みしめながら山頂到着。8キロに3時間半かかっていた。
おにぎりを頬張り、景色を堪能。
さて、降りるか。でも、また8キロ以上歩くんだよなぁ、足、保つかなぁ。などと、ぼやいても始まらない。北海道の山は、長く歩くものなのだ。
足はかなり疲れが来ていて、万計沼まで降りた時点で両膝痛、その後、股関節痛、太もも裏痛へと広がり、登山口で下山時刻を記入した時にはもうヘロヘロだった。さらに、登山口から駐車場まで1キロ。この駄目押しの徒歩で、ヘロヘロにヨレヨレを足して、車にたどり着くとグダグダ、16時を回っていた。
本当は帰りに温泉でも…と思っていたけど、そんな気力も消え失せ、まっすぐ帰宅。シャワーで汗を流して、冷たいビール🍺で本日の山行を振り返る。
あーやれやれ、降りてこられて良かった。しかし疲れた。いやまいったね。穂高岳山荘に行けたからって、調子こいちゃったね、なんて呟きつつスマホの万歩計を開くと…
19キロ、32,000歩‼️そんなに歩いたのかい。そりゃ足痛くなるよなぁ。ゴメンね、両足。
まだまだ筋力も体力も完全には戻ってないことを改めて実感。気持ちと身体がちゃんと合ってないなぁと思った。気を付けよう。
翌日の今日、日中は膝痛、もも裏痛だけだったが、夕方から筋肉痛が強くなりだす。もう、悶絶の呻き声なくして立ち上がれません。
空沼岳、とても良い山だったけど、次に行くときは、長く歩ける足を作ってからにしよう。
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