晴

 寒暖計46度(=摂氏7.8度)

 

この日、

 

・午後、我善坊倶楽部に行き、清元「檜垣」の稽古をする。

 

・帰途、有楽座に行き、芸術座のイプセン作「海の夫人」の演劇を見る。海の夫人役は松井須磨子で、ヒステリー的婦人の感情を比較的巧妙にあらわしていたのには感心した。当代の女優でこれほど表情の巧みな者はいないだろう。だた、須磨子の一人芝居でガックリ落ちで、喜劇「借金取り」と「未亡人と結婚」などはほとんど持ちきれないように見受けた。【注・意味不明。須磨子だけが好演で、ほかは見られたものではない、ということか?】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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