今年も順調に3クラッチ24卵を産卵してくれたテキサスダイヤモンドバックテラピンの母亀を殺してしまいました。3クラッチ目産卵後2週間後ぐらいから、なんかおかしいことに気づいていましたが、食欲もあり動きも変な部分がなく楽観していました。
考えられる手当はしていたのですが、7月26日に輸卵管と思われる内蔵を総排泄孔から出してしまい2日経過しても戻せなくなり切除しました。一時期は餌を食い排泄もしていたのですが、8月11日に亡くなりました。
ずっと原因と対処について考えていました。
まずは原因。卵詰まりだと考えています。 7月25日に2個、その後日をおいて1個を2回産卵し、内蔵を出した場所の横には卵がありました。何が原因かはハッキリわかりませんが、詰まった卵を産もうとして出てしまったのではなかと考えてます。
そして対応、ネットで調べたり、獣医師に電話で聞いたりしましたが、戻らないものは壊死が始まり腐っていくと、そうなる前に切除するのが対処であり、その後は水温を高めにした環境で養生させるのが得策だと。食欲がない時期は、蜂蜜浴やビタミン剤等を飼育水に混ぜたりしてましたが、餌を食わなくなり、衰弱が進み、亡くなりました。
私の技術のなさで殺してしまったと思っています。あの時こうすれば、こうした方が良かったんじゃないかとさまざまなことを考えます。同じ間違いをしないよう、私の中の経験にしていかなければならないことだと思ってます。
テキサスダイヤモンドバックテラピンのベビーは今年残っている10頭ぐらいの販売で暫くお休みになります。次世代またはワイルドのメスに期待しますが、少し先になると思います。母亀の想いを繋げるベビーをしっかり育成したいと思っています。