産卵記録と大事な事 | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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産卵記録と大事な事

 

2015年実績
 ・テキサス産卵:5/23
 ・カロリナ産卵:6/25 でした。

 

2016年実績
 ・カロリナテラピン産卵:3/23
 ・テキサステラピン産卵:4/24
 ・キボシイシガメ産卵:3/30 でした。

 

2017年実績
 ・カロリナテラピン産卵:3/4
 ・テキサステラピン:未産卵
 ・キボシイシガメ産卵:3/10 です。

 

2015年からダイヤモンドバックテラピンの繁殖していますが、2015年、2016年と比較して、今年2017年は、2週間~3週間ほど早くなっています。比較にキボシイシガメの記録も載せていますが、これもやはり早くなっています。

 

ここまでで考えられることは、2017年は温める時期が早かったため、産卵も早く始まっている気がします。また、雌雄共に身体がしっかりできあがり、交尾、抱卵、産卵がスムーズに進んでいるのかもしれません。

 

テラピン飼育者では、12月~1月の産卵もあり、またUSCBの孵化後1~2か月ほど経過した個体達の入荷(3月)がありました。

 

ここまでに事を考えると、11月頃にクーリング期間を設けることで、もう少し早いタイミングでの産卵も可能かと思います。

 

が、うちでは、産卵場の土を温度管理が上手くできないので、今年の管理方法で継続するのがベターかなと考えます。

 

自然から切り離した、室内加温飼育においては、記録を取り、繁殖のノウハウを作り、継承することが大事なことだと思います。

 

亀に限らず、爬虫類・両生類は減少していってる生き物です。我々の繁殖がそれを止めることに繋がるとまでは思いませんが、ノウハウを確立することで、自国の分ぐらいは自分達で繁殖できたら良いなって思います。