仔亀の餌 | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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昨日は仔亀の育成環境について書きましたが、今日は餌です。


理想は、なんでも嫌がらず沢山食べてくれることですが、なかなか思うようにいかないことも。


どんな餌を食べるかは、その後の成長を大きく左右しますので大事です。


仔亀の餌に求められるのは、まずは食べること。どんなに栄養満点でも食べなければ意味がありません。


うちで孵ったミズガメ(キボシ、ニホンイシガメ、ニオイガメなど)の場合は。(卵黄の吸収が終わらないと餌は食べません)


冷凍赤虫から始めます。赤い物への反応が良いようです。イトミミズも良いですね。赤虫を食べていることが確認できたら、沈むタイプの配合飼料を一緒に与えられます。


その後、乾燥エビ(細かくして)やブタハツ(細かく切って)を与えて、何を良く食べるか観察します。


あとは1日2回できるだけ決まった時間に決まった場所で与えるようにして、このタイミングが餌の時間だと覚えさせます。


大事なのは、餌のバランス、いろいろな栄養を摂取できるよう、また好き嫌いをしないようメニューを考えて与えます。


この時期の食性が、その後成長や好き嫌いに大きく左右されますから、いろいろ考え見てやりましょう。


この時期に気を使うのは訳があります。卵から孵って卵黄を吸収しきったこの時期が一番弱いからです。


だいたい1ヶ月て二回り成長させるぐらいの目標が良いですね。二回り成長すると弱々しさが薄れてきます。


あとは、清潔な環境を保つことにも注意ください。沢山の餌を食べるってことは、排泄も沢山していますので、環境に合った定期的な水替えも必要になります。


仔亀の育成は、怖い面もありますが、成長の過程を見守り、その個体の性格を掴むには良いことだと思います。