キボシイシガメの発情から産卵について | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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最近複数の方々からキボシイシガメの繁殖に関わるメッセージをいただいてます。(当方規約違反にてメッセージができないので、記事で対応させて頂きます)


キボシイシガメは、サイズ的に10センチ前後とちょっとした独特のコツを掴めば飼育し易く繁殖も狙える種であり、黒字に黄色斑点水玉模様で個性的です。


繁殖を行うには、幾つかの条件が必要になります。


まずは、充分に成長(性成熟)している雌雄が揃っていること。 メスなら甲長8センチ以上、生後丸4年ほど、オスは少し小さくても良いですが丸3年は経過してること。


繁殖は春から始まるのではなく、前の年の秋からになります。冬眠やクーリングに備えて栄養を充分に摂取し身体に蓄えていること。

そして、徐々に水温を下げて冬眠かクーリングの状態にします。(ここで去年は冬眠で今年はクーリングなどの環境を急変させないこと、順応性がありますが、これと決めたら繰り返すことが大事です。)


冬眠やクーリングの期間も毎年決めておくといいですね。(クーリングなら1月末とか冬眠なら自然任せとか)


クーリング・冬眠明けたら、充分な餌を与えます。(ザリガニ、ピンクマウス、ハツ肉等)


オスメスを一緒にするタイミングですが、うちではずっと一緒です。オス1、メス3なので。(1対1の場合は明ける頃から一緒で良いんじゃないかと思いますが、メスに過度のストレスになっていないかよく観察ください。)


うちでは、この明けの時期にハチミツ浴をさせてます。別容器で強制乾燥させた後、ハチミツ浴を溶かした水を投入し餌を与えます。1シーズン4・5回かな。(オスメスともに発情を狙って)


ハチミツ浴させてる間に飼育環境を掃除してます。また、水替えはわざと中に生体がいる状態で行ったりします。(水質や水深の変化を体感させます)


こんなことを繰り返していると、オスのやる気が起きメスの迎える準備ができるようです。


相性とかもあるので絶対上手く行く訳ではありません。発情させるのに何が足らないか考えることも飼育の楽しみですから、観察をして悩んでください。


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