爬虫類両生類は、意外に長生きな種類が多いですが、飼育下では、飼い主が長生きさせなければ長生きしません。
寿命を全うさせるには、その個体に合った飼育環境が必要になります。
ケージの広さ、適切な温度や湿度、熱、光、食べ物、同居者、季節の変化など、飼育環境と言ってもさまざまな要素があります。
全てを完璧にとは言いませんが、その個体の許容範囲にする必要があります。(種類でなく個体、個体差は外見だけでなく、好む環境もあります)
飼われている個体にも、適応力がありますので、その個体と相談(観察)しながら工夫していかなければなりません。
長生きな生き物を飼育するのは、飼育者が長生きするよう工夫しなければ長生きはしないってことです。
不幸にも、まれに先天的な障害を持っていて、育たない個体が居ます、これは仕方ないことかもしれないです。
自分の飼育環境が完璧と言える人は少ないと思います。 個体を観察し、何が良くて何が悪いか見極める力を育てたいものですね。
個体の状態や大きさ、色柄に目が行きがちですが、健康に長生きさせるためにも、飼育環境にも気を使わないといけないですね。