前回は、産卵した卵がそろそろ孵る時期って話しをしましたが、今回は孵った幼体のケアです。
卵にヒビが入り顔を覗かせた卵、早く出て来いと思う気持ちを抑えて、自力で出てくるのを待ちます。
卵を割り無事に脱出、ここでのチェックは、卵黄が吸収されているかどうかです。 卵黄が吸収されるまでは、そのままの状態、または水分を含んだミズコケの中に。
卵黄の大きさにもよりますが、2~5日ぐらいで全て吸収されます。
吸収が確認できたら、いよいよ別ケージへ、最初はブラケースに浅く(甲羅が浸るくらい)水を張り、簡単な陸場を作った環境へ。
早く餌を与えたいところですが、卵黄が吸収された直後は食べないことが多いです。
まずは、新しい環境に慣れるようにそっとしておきます。
最初の餌は何から与えるか、糸ミミズ、赤虫、配合飼料などですが、いろいろ与えて何を食べるか確認します。
まずは、食べる(反応する)ものを与え、食べることを学習してもらいます。
水替えは、朝・晩2回ぐらいやらないと水が匂います。餌を食べ出すと新陳代謝も多くなるので、排泄物で水が直ぐに悪くなります。
孵ってから慌てないために、ケージやベビー用の小粒の配合飼料の準備をしておきたいものですね。