カメの気持ち その236 交尾後のケア | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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まだまだ暑い日が続きますが、そろそろ秋の発情・交尾の時期です。


気温が下がり水温が下がると、オスの発情が始まります。


どのメスとどのオスを交尾させるか? 亀の場合は遺伝にそれほどこだわりがない気がします。


というか、恐らくひとつの種類で色の表現範囲が狭い気がします。


キボシイシガメならスポットの多さ、ニホンイシガメなら赤とか黄が強く発色してる、他の種類なら薄い色同士なんて選択ぐらいかもしれません。


とはいえ、複数のオスメスがいるなら、こいつとこいつのベアでと考えるのも楽しみのひとつです。


交尾を上手く成功させるためにはいくつかポイントがあります。


ポイント1
オスメス共に充分に成長していること。 メスの準備ができていないと、メスにとってはストレス以外のなにものでもありません。


ポイント2
オスのやる気をどう引き出すか。 まずは、メスの単独飼育し、そこにオスを入れる。 その後頻繁に水替えをして、温度変化や水質変化の刺激を与える。


ポイント3
できるなら長く一緒に同居させたいが、メスの具合を見て離すときは離し、また同居させる。


こんなことを繰り返すとオスの発情、メスの準備が整い、交尾にいたると思います。


ただ、四六時中見てはいられないので、交尾したことを信じメスのケアを考えましょう。


ある期間オスメス同居だと、恐らくメスはオスに迫られて多大なストレスを感じています。


できれば、単独飼育にして栄養(カルシウムやビタミン、ミネラル)のある餌を与えます。


冬眠と産卵に耐えうる身体作りを考えてあげましょう。


カメにとっては、冬眠と産卵は一大行事です、それに耐える体力がなければ、上手くいきません。


来年の産卵の身体作りは、この時期からイメージして進めることが大事な気がします。


なんて書いてますが、一時期暑さは過ぎたものの、まだまだ暑いです、もう少し涼しくなって欲しいものですね。