カメの気持ち その233 冬から春へのイメージ | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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前回は,秋から冬、前々回は夏から秋、イメージと準備について書きました、今回はその続きとして、冬から春のイメージです。


書いてきて気づいたのですが、季節や時間は連続しているので、どこかを切り離すのでなく、連続した内容で考える方が良いようです。


なぜ餌を多めに与えるか、なぜ冬眠させるか、なぜ発情を促すか、などを考えると、1年のサイクルを作ることで、カメ達にも季節を感じ長生きしてもらうためだと思います。


健康に長生きすれば、その結果として、産卵から新しい命の誕生までを見ることができます。


さて、冬から春のイメージは?


室内飼育なら加温してるので、環境温度は一定ですが、それでも周りの温度や日照時間の変化を感じるようです。


オスが急にに発情したりすることも。 昨年は見られなかった行動をすることもあります、大きさ年数を考えておくといいですね。


時には、急に餌を食べなくなることもあります、これは加温していても季節を感じて冬眠?って感じで、一カ所にジットしてることも、2週間ぐらいで戻ることが多いですね。


では、室外環境はどうでしょうか?


気温の上昇とともに動き始めます、種類にもよりますが、3月中旬から冬眠から覚め始めます。


覚めても餌は直ぐに食べません。 気温・水温の上昇に見ながら餌を与えます。 最初は少量から与え様子を見ながら増やしていきます。


この時期は、オスの発情のタイミングでもあり、繁殖を考えているならメスとの同居をさせると良いですね。 メスのストレスにならないなら長い期間が良いかもしれません。


冬眠明けには餌にも気を使います。 消化の良いものから、栄養価の高いもの、メスに産卵を期待するなら、カルシウムが多く含まれるものを。


あとは日光浴ですね、餌の消化には体温が必要ですし、紫外線を浴びることで栄養吸収にも役立ちます。


何を期待してイメージするかで、準備すべきものも変わってきます、また、想定外のこともよく起こるので、何か考えておくといいですね。


例えば、産卵するなんて思ってなかったから、準備してない!なんてことも起きます。


イメージできることは対処できること、イメージできることは実際にできることだと思います。