カメの気持ち その170 お迎え:環境 亀目線 | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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カメの場合にお迎え時のことを環境と餌の面で書きましたか、今回は亀目線で。


きっとこんな事考えてるんじゃないかと思います。


ショップにて

「日光浴してたら、網ですくわれて、沢山の仲間と狭い箱に詰め込まれ、随分長旅をさせられた」

「狭いケースに入れられたけど、居心地はまぁまぁかな」


「餌も降ってくるし、外敵もいないようだから、まぁいいかな」


「気になる事は、時折巨大な顔が近づいてきて、じっと見られる事、直後に仲間が減る事も」


「おい、何見てんだよ!恥ずかしいからあんまりみるなよ」


「なんか、俺の事指差して、毎日いる奴と話してるな」


「うん?なんだ? でかい手が伸びてきた! 逃げないと…、捕まった?」


「こら、離せ! 離さないと噛むぞ!! こら離せ!」


「あれ? なんで逆さまにするんだ? 腹見たり股見たり、何するんだ?」


「俺を間に入れて喋るな! 噛んでやる、うーん、首を回せど届かん」


「ふー、やっといつもの場所に戻された、また捕まったらかなわんから、隅っこに隠れねば。」


「あいつら、何をしゃべっているんだ?」


「なんか指を立てたりして交渉してるな? お、握手して、なんだ紙を渡しるな。 え、笑い声?なんだこいつら変だろう」


「え?、また手が伸びてきた! 逃げれ……ない。」


「小さなケースだな、水コケが敷いてあって気持ちいいな。 あら、おい、蓋はいらないだろう?あーあ、蓋しやがった」

「おい、揺らすな、げ、今度はどこへ…」


「暗いな、ここはどこだ? 大きな袋?」


「くそ~、俺をどうするつもりた?」


「お、動きだした…、なんか小刻みに動いたり、大きく動いたり、なんた?」


「少し寒いけど、暑すぎるよりはいいか」


「でも、この動きにはまいるな、それに喉も渇いたかな、う~ん、気持ち悪い……」



自宅着

「随分と時間が経って動かなくなったな…」


「わ? なに? 持ち上げられた? 凄い音でケースが開いた?」


「また、手だ? なにすんだ、こら、その手を離せ!」


「うん、優しく置いてくれたな? さっきより広いケース、丁度良い水加減だな。 喉渇いてたから丁度いいな」


「水はまぁまぁだな、とこれでここはどこだ? ゲ! なんだこいつじっとみてやがる……?」


「そんなに見つめるなよ、なんかしゃべってるな、何?俺に話してる? 何言ってるかわからんけど、なんか優しさは伝わってくるな…」


「まだみてやがる……、飽きないかな? まぁ悪さをする訳じゃないから良いけど」


「?何? また捕まれた、どこに持ってかれるの?」


「優しく置かれた? ここはどこ? さっきは単純な場所だったけど、今度は?」


「どこだろう、うん太陽とまではいかないけど、温かいスポットあるな……」


「よし!! 何があるかわからんけど探検だな、水も丁度良いし、じっとしてても何も始まらん!」

「ここがどこだかわからんが、住みやすいところだな、水の深い浅い泳げる広さもある、温かいスポットも陸場も広い」


「なかなか良いところだな、生まれた場所からは比較にならないけど、今までで一番良いな、ここなら長くいられそうだな」


「今日はなんかいろいろあったな、なんでかな?まぁ良いけど、なんか疲れたな……、ゲ?あいつまだみてやがる…、反応する気もなし、…」


「このポカポカの陸場で一眠り……」



なーんて考えたりするのでしょうか? 自分の目線や都合でなく、亀の目線や都合を亀の立場で考える事も必要かもしれないですね。