カメの気持ち その168 お迎え:環境 | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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カメの場合にお迎え時の注意事項があります。それは主に環境と餌になると思います。


先ずは、環境の話しから。


と、その前に。


ショップは飼育ではなくキープしてるところである事を前提に。


キープ方法も色々ありますが、だいたいがケージに浅めに水を入れた止水の環境です。


餌も成長よりもあまり成長させない程度に抑えてます。


これらを頭に入れて考えていきましょう。


初めて亀を飼う(買う)場合。 先ずは、どんな種類なのかちゃんと学ぶましょう。 何事も準備が必要です、ネットで調べたり本を読んだり、お店に行って聞くことも大事です。 必要な物を教えてくれます。


決してお店のキープ方法で飼えると誤解しないでください。


で、できれば、必要な物を買いセッティングを済ませてから買いに行く方がいいですね。


子亀を見て可愛い・飼ってみたいって気持ちを否定はしませんが、衝動買いは不幸な結末になりやすい、不幸な事は亀も飼い主も望んでいません。

次は、現在飼育していて、追加する場合。 追加する場合も、今ある環境で飼育可能なのかよく考える事が大事です。


で、実際のお迎えです。購入し連れて帰った時は、亀にとっては大事件の日です。


ショップのキープ状態から狭い箱に入れられ、何時間か揺られて、寒かったり暑かったりしてから到着。
(ネット等の通販なら12時間以上かかります)

飼い主としては、準備した環境に離したいところですが、ここは我慢。


まずは、ブラケースに浅く水を張って入れてください、水温も少し高めがいいですね。


長旅の疲れを癒やし上げてください。 30分~1時間程度で元気も回復します。


回復を図ってから、できれば準備した水深まで水位を上げて、ブカブカ浮かない事を確認し、やっと準備した環境に入れてください。


そしてこの後が大事です。 新しい環境への適応の見定め。 恐らく周りの様子を確認するように動き周ります。


この時に、引っかかって動けなくなるような場所はないか、呼吸は無理なくできるか、陸場へのアプローチに問題はないかなど。


もし、新しくお迎えした個体が追加なら、先住との相性にも注意が必要ですね。


生き物は、急激な環境の変化には我々人間以上に敏感です。 ぜひ、そんな事を考えてお迎えしたいですね。


これから春をむかえ、新しい個体の購入の機会も増えます、身体の小さな生き物は、外部からの影響を受けやすいってことを頭の片隅に入れておきましょう。