カメの気持ち その141 亀の順応性 | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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亀に限らす生き物は、自分が生活する場に順応していきます。


比較的爬虫類は、順応性が高い生き物が多いです。(一部順応性が低い種類もいますが)


さて、亀です。 種類によってポイントを押さえておけば、飼育環境に順応させることができます。


亀が望む環境を100%は用意できないので、亀の順応性とできる飼育環境のバランスが大事になります。


例えば、ショップでは数多く管理するため、プラケースに水深を甲羅の厚さ程度にしてキープしています。

そんな環境の亀を、この種類は泳ぐの上手だから、水深20センチの自分の飼育環境に入れたら?

例えば、ショップでは全体温度をエアコンで管理しています。

冬場に購入した亀をこの種類は冬眠するから、自分の冬眠環境へ入れたら?


順応性があると言っても、急激な変化には順応できません。


時間をかけ、慣らしていかなければならないのです。


亀を購入する時、どんな状態で飼育・キープされていたかは、最初の重要な情報になります。


その情報と自分の飼育環境を照らし合わせ、どのように慣らしていくか考えないと、不幸な結果になることもあります。


これは、自分の飼育環境のバージョンアップやレイアウト変更の時も同じだと思います。


水深、水質、水温、陸場へのアプローチなどなど、段階を追って変化させる事が望ましいです。


飼育者の都合と亀の順応性を上手くバランスさせ、亀にあまりストレスを与えることなく、飼育したいですね。