飼育環境での怪我は、複数頭飼育時に起こる事が多いです。
第一が餌の取り合い。
亀の食べ方は、まず噛み付くです。 その後飲み込めるように前足で裂きます。
噛み付いた餌をくわえてる時が、一番危ない瞬間です。
他の亀がその餌に食い付きます。 この時に餌をかじるなら良いのですが、狙いが狂ったり勢いが余ると、その亀の頭や前足を噛みます。
大きさが同じくらいなら大きな怪我にはなりませんが、大きさが違うと頭をかじられてしまいます。
実は、うちでもこの事故がありました。
頭をかじられた方は、片目を失いました。 幸いにも傷口が早めに塞がり元気に回復しましたが、間違えれば、命を失う結果になっていたでしょう。
また、爪め脅威になります。 亀は口に入りきらないと、前足の爪で餌を裂きます。 この時、2頭で取り合いをしてると、双方が怪我をする可能性があります。
このような状態を避けるには、大きさの違い過ぎる個体を一緒に飼育しない、餌は一口サイズにして与えるって事だと思います。
亀の怪我は、思いやりで防げるものもありますので、注意できることはしてあげたいですね。