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コリーと共に60年

健康を コリーとわけ合う 峠山


朝夕は秋の気配漂う昨今です。

コリー犬のショーも9月7日を皮切りに

秋季展が始まりました。


ご愛犬のコリー犬達の

ご活躍を祈念致します。


今回は前回の続きですが、

コリー犬の生態について書いてみます。



~《名犬ラッシー》公式プログラムより抜粋~


我が家を目指して800キロ

大草原をひた走り

断崖を乗り越えて走るシーンは

映画を見た総ての人に

感動と勇気を与えた事だろう。


果たして可能なのかと思う方も多いと思う。

距離にすると東京-青森ほど。


ここでコリー最大の特徴が発揮される。


コリーの歩様はシングルトラックといって

トロット歩行の際に、前肢と後肢が

一本の線上を進む歩き方である。


これによって、危険な物を踏む事を最小限に抑え

急峻な岩場での急回転が可能になる。


牧羊犬は一日平均は160キロも走り回るが

それを可能にしているのもこの歩様だ。


加えて冷徹な知性、豪雨に耐えうる被毛、

どのような環境にも適応する強靭な体。


かなりのスピードを出せる後肢の

アンギュレーションを持つ

気品高く心優しいラッシーだが

秘めたる闘志で800キロを踏破したことであろう。



 残暑厳しい日が続きますが、9月下旬よりコリー犬のショウが始まります。猛暑の8月でありましたが、ご愛犬のコートは如何でしょうか。この文は前文の続きであります。


 松竹映画、名犬ラッシー公式プログラムを書かせて頂きましたが、今日はその中の1部のコリー犬の魅力について書いてみました。私心も入っていますのでその点ご了承下さい。


 「コリー犬の魅力」

 映画「名犬ラッシー」に描かれているラッシーの姿は総てのコリーを代表すると言える。主人への深い

忠誠心、誠実さ、思いやりに満ちた献身、辛抱強く、芯の強い精神性。それらはラッシーだけでなく、多くのコリーに見られる特徴である。コリーを表現するのによく使われる形容詞「気高さ」は、標準的に飼育されたコリー犬を間近で見たなら、誰もが一様に感じる魅力であろう。

 しかし、いかに気高くとも、コリーは決して高飛車に出ない。いつも主人を見上げる姿勢がある。映画でもしばしばラッシーの座り姿が見られるが、まるで正座したかのように背筋を伸ばした姿勢に、その心が顕われている。

 思えば主人公に付けられた「ラッシー」という名前こそ、コリーという犬種を象徴していないだろうか。「ラス」とは少女や恋人を、愛着を込めて呼ぶ為の言葉である。

 彼らは気高くとも庶民的で、主人の近くにいつも寄り添っている存在なのである。


 次回はコリー犬の生態を書いてみます。



 今夏は殊のほか暑い日が続き、ご愛犬のコリー達アンダーコートも落ちて、秋のショウにコートが間に合うかと思われている方も多いのではないでしょうか?


 此処の山も年々家数も増え、それに伴ってワンちゃん達も大勢居ます。


 散歩の途中で、コリー犬はどんな特徴を持っているのでしょうと聞かれます・・・


 幸いにして2006年X‘MASに「名犬ラッシー」が松竹に於いて全国ロードショウが開催され上映されたのですが、名犬ラッシー公式プログラムの中の一部「コリー犬の話」を書かせていただきました。


 11月の特別上映会では、実物のコリー犬5頭を新宿ミラノONEのステージ上で解説をいたしました。


 終了後本館正面で撮影会を開催し、コリー犬を初めて見るお子さん達で大変な人気が集まりました。


 プログラムの内容は、コリー犬のルーツ、魅力、性能、飼育方法、映画に出てくるラッシーは・・・など五項目でありました。

 

 次回にはこの五項目についてお話したいと思います。


Eメール、携帯メールの無い頃は、封書の季語は8月に残暑厳しいなどと書いたものです。今年など猛暑、雷鳴、豪雨で数年前の季語など使えなくなります。暑さの中、ご愛犬の運動、お散歩も工夫されてお過しの事と存じます。この記事は1982年26年も前の事ですので、30歳前の方はお産れにもなっておりません。当時のコリーの事が少しでも参考になればと掲載してみます。お時間あればご覧頂ければ幸甚です。



 商工たかさき・1982・1月号 「今月の顔」 コリーに魅せられ28年 角皆良弥

 私共夫婦は大の動物好き。中でも、理知的で冷静な判断を持つ、こりーに魅せられて28年、過去にベストコリー、チャンピオンを作出して、群馬コリーから脱皮を図りました。コリークラブ、オブアメリカの会員にもなれコリーはラインブリードが優れた犬を作出する常道だろうと4年サイクルでアメリカから新しい血を導入しました。ただアメリカ人の信頼を得るのは容易ではなかったです。彼らは良い友達はダイヤモンドであり、悪い友達は10セントフレンズとしてはっきり色分けする国民性でしたから。今では犬を通じてアメリカ、カナダにも沢山の友達ができ、人間形成にも大きな影響を受けました。コリーを騙す事は出来ません。自分で主人の考えを鋭くつかむ。細い1本のショウーリードを通して人間と一体化します。表彰式の決定的瞬間、彼はファンタスティックなジャンプをします。人間の感情の変化をリードで感じるからです。この様な怜悧なコリーを通じて将来、大勢の方々と親睦を深めて、友情の輪を広げて行きたいと願っております。



 (この掲載文は巻頭の様に、1982年、今より26年前の事ですので其の点、ご理解下さい。)

                             2008、8月  角皆良弥

 猛暑の日が続いておりますが、ご愛犬もクーラーの効いた犬舎に飛び込んでいる事でしょう。


プロフイール

 これからの下記の記事は30才台の方は、生まれていない頃の話で恐縮ですが、夏休みのひと時、お時間あればご覧いただければ幸甚です。


( 群馬上毛新聞1978年記事掲載 )

    「コリーの瞳に魅せられて」

               角皆良弥


 私共夫婦は無類の動物好き。結婚した時、ノーブルなコリーと生活をしたら、いずれ産まれてくる子供達の情操教育にも良いだろうと考えました。以後20数年。日常2人の会話では意見の一致は稀ですが、事、コリーの話となると、即一つとなって長い暮らしの糧と潤いになってきました。スキー以外、私達一家の趣味はコリー一筋です。新しい血液と強い遺伝因子を持つ待望のコリーを探しに家内は女一人でロスアンジェルスからニューヨークまで、走り廻って素適なハンサムボーイ(コリーの事ですよ)やキュートなお嬢さんを見つけては、我が家に連れ帰って居ります。そんな事で米国では大勢のハッピーなフレンドができ、毎年のように交流し、彼らの応援も得て夏季交換一年交換留学生の仕事もきわめて順調です。

 私達は池田宣政氏を頂点とする日本コリークラブの設立後、間もなくの会員であります。サロンの雰囲気を持つこのクラブではコリーを通じて広範囲の方々と面識を持つ事ができ、私達の人間形成にも得難い影響を与えてくれます。このクラブの群馬支部でもショウの基金の一部を「鐘の鳴る丘」「整肢療護園」に贈らせて頂いたのも、会員のささやかな社会奉仕の一つです。疲れたとき、悲しい時、コリーの瞳を見て下さい。ほんとうに人の心に染み入る、自分が恥ずかしくなる様な輝く瞳が微笑んで居ります。希望と勇気を与えてくれる「コリーの瞳」です。


( 1978年の記事ですのでご理解下さい。)