この前、久しぶりに兄と二人で話しました。
さすがに食事に行くのは照れくさい兄妹ですので、
あくまで話だけ。
親のことや相続のことなど、必要なことを話したのち、
義姉の話題になりました。
私から見た兄は、「鈍感力」の極みみたいな人で、
物事に動じずと言えばいいものの、
何事にもあまり興味もなさそうな感じ。
結婚したのち、奥さん(義姉)が発症したときも
なんだかかんだで、一番落ち着いてたのはこの人でした。
にぶい、ずぼら、女心を分かってない、
などとさんざん、義姉と文句を言ったものです
(今思えばすごく懐かしい時間でした)。
だからすごく驚きました、
義姉は、小康状態というか
以前よりは落ち着いているので
(でもまだまだつらいです)、
兄がそんなことを言うなんて。
彼は自嘲気味に言いました。
「毎日が、つな渡りみたいだ」
と。
やっぱりこの人は、
鈍感であり続けるために努力をしてたのだな
と思いました。
うすうす気づいてたのですけど、
わざわざ言うのも、なんだか癪で(笑)。
この兄だから、義姉も良かったのかも・・
とはじめて思いました。
やっぱり、母娘、姉妹とか女同士だと、
どうしても距離が近くなってしまうので、
家族に異性がいるのはいいもんだと思いました。
いつもは、デリカシーがないと怒っていますが、
男脳も大事なんだなあ・・・