若い方はご存じないかもしれませんが、

今のお笑いブームの、一世代前に、



「ボキャブラ天国」という番組があり、

ちょっとしたお笑いブームを巻き起こしてました。



当時から現在まで現役の、お笑いコンビ「松本ハウス」の

ハウス加賀谷さんは、統合失調症です。



ちょうど10年位前、

「ボキャブラ天国」でハウス加賀谷さんを見かけたときは、

あまりのハイテンションぶりに驚いてしまいました。



そのテレビ内で、スタッフか誰かが

ハウス加賀谷さんの荷物を勝手にあさり、

大量の薬を発見するシーンがありました。



そこでは統合失調症とは明言されてなかったと思うのですが、

ハウス加賀谷さんに、

精神疾患があるということが明かされていました。



それからしばらく姿を見なかったのですが、

また最近ネット上で見かけるようになりました。



ちょっと感動してうるうるしてしまったインタビューです。



統合失調症を乗り越えて復活した芸人

・ハウス加賀谷が語る"お笑いの意味"



障害を乗り越え、自分で「お笑い」という道を切り開く加賀谷さんを

支えたのは、やっぱり家族。



しかも、治療がうまくいき、

お母さんは、


「潤(加賀谷さん)に人間らしい心の機微が戻ってきた」


といって喜んだそうです。



これ、すーっごく、わかります。



どんなにうれしかったことか、と思います。



うちも急性期のすぐあとは、

姉らしさがまったくなくなり、まるでロボットみたい?

とすら思うときがあって、


「これは、姉じゃない」

と思ったことがあります。


真剣に、

「薬のせいでこうなってるから、やめさせなければ」

とさえ思いました。



今は、やめさせなくて本当に良かったと思ってますが、

当時は、恐ろしかったんです。

薬が効きすぎて、姉から姉らしさがまったくなくなってしまって・・・



微妙な「その人らしさ」や、

「人間らしさ」



うまく言えないけど、

本当に好きなことをやっているときは、



そういったものが出やすいのではないかな

と思います。



自発性、といったらいいのかな?

よくわからないけど・・・。



加賀谷さんの記事、とても素敵で、

自分たちとだぶらせるとちょっとだけ辛くて・・

良かったら読んでみてください。