この病気が活発化しているときは、

他人との境界があいまいになるといわれています。



思考伝播やサトラレなどが代表的ですが、

広い意味では、関係妄想や幻聴なども

含まれるのかもしれません。



こころのクリニック さん

というところが、こんな図解をしていました。




晴れ、ときどき統合失調症。
これが、健康な人だそうです。

自分と他者が、はっきりと分かれています。

そして、自分という存在もバランスの良い球形です。






晴れ、ときどき統合失調症。
バランスを欠くと、こうなるそうです。

他者が容易に侵入しやすい状態で、

また自分自身の形も、一定していません。



詳しい説明は、こころのクリニックさんを見てほしいのですが、

なるほどなあ~と思わされる図でありました。



というか、

健康な人は、こんなにきっぱりと自他の境界があるのということに

驚きました。



私なんかはすぐ、他人と融合した感覚に陥ってしまうので、

自分と相手にくっきりとした境目があるのは、欧米人くらいかと思っていました(?)




生きていくうえで、必ず他人とかかわらなくてはいけないわけで、

これはどうやってもどうやっても、避けられません。



身内だけならまだしも、世の人々のほとんどが他人なので、

そういった人々といかにやっていけるかというのは、

精神疾患を持つ人々には、一大テーマなのだと思います。



もしかしたら症状そのものよりも、

こちらの方が悩まされるものではないでしょうか。




なかなか、考えさせられる図だなあ

と思いました。