統合失調症であるうちの姉は、

当初、受診拒否がすさまじかったのを覚えています。



と言っても当時は、受診拒否という言葉も分かっていなくて、

家族としては、

「精神科に連れて行くべきだろうけど、少し様子を見たい」

という不安定な心持でした。



それほど、精神科っていうのはハードルが高いものなんですね。

今では、全くそんなことなくて、逆に病院に行くと

安心するくらいなんですが、

当時は、「身内を精神科に連れて行くなんて」と悩んだものです。




今思えば、あのときもっとはやく連れて行くべきでした。

結局、家族の決断がじりじり延ばされるほど、

姉の症状は悪化しましたし。。。



家族にとっては、苦渋の決断というよりも、

疲れ果てて「もうどうにでもなれ」っていう気持ちだった気がします。



最終的には、なぜか本人が突然行く気になってくれて

それに追随する形だったのですが・・・



もっと早く連れて行ってあげれたらなあ・・

その分、辛い思いをさせてしまったなぁ、なんておもったりしています。