何ヶ月も前のこと、ちっち(8歳の息子)が大小のオタマジャクシを採ってきた。小さいのはヒキガエルだろう。大きいのは図鑑で調べるとツチガエルかな。
で、水槽に入れて飼ってみた。以前にもヒキガエルとツチガエルのオタマジャクシをカエルになるまでそだてたこともあったけど、そのあとのカエルを育てるのは難しい。
ヒキガエルの赤ちゃん
ツチガエル
今回も慎重にかってみようと頑張ってみた。
同時にいろいろなカエルに興味が湧いて、調べたら、アフリカツメガエルの存在を知った。
これはアロワナなどの大型熱帯魚のエサや解剖の教材としての存在で、飼うようなものではないらしい。
でもその姿や表情はとてもかわいらしいのだ。
アフリカツメガエル
水の中で過ごすタイプでよくあるカエルのように湿った土と綺麗な水を用意してマメにケアしないといけないわけでもなく、単に金魚のように水槽だけで飼えるらしい。
早速そのカエルを手に入れようと爬虫類やカエルを扱うお店を訪ねてみた。
でもどこにもない。◯◯ガエルという、名の知れた、図鑑によく出ているようなカエルは扱っていても、アフリカツメガエルなどは扱っていないのだ。
なにしろ「エサ」ぐらいの存在だからね。
で、エサとして扱っていそうな熱帯魚屋さんを探してみたらついに見つけた。
そこはやはりアロワナとか、大型の熱帯魚を扱う店だった。
アフリカツメガエルは店の奥の方の水槽にうじゃうじゃいた。
「これ、エサとしてでなく、飼ってみたいんですけど・・・」と。
1匹100円、5匹だと480円
ちなみに観賞用のなんとかガエルとやらは1匹数千円から数万円もする。
なんという差。 なにしろエサだからね。
5匹買った。
帰り際、どうせならしっかり観察できるようにと、大きめの水槽を買っちゃおうと、物色する。
どうせなら、どうせなら、と、水の濾過装置、照明などなど、ついついいろいろなものを買いそろえてしまった。本格的な熱帯魚用のシステム。
なんと1万円以上。 たかがエサガエルのために!
他のカエルと違ってこのカエルは温度差にも強く、水も適当で大丈夫らしいし、何でも食べるし面倒な気遣いはしなくてもいいらしい。だからとても飼いやすいのだそうだ。
でも飼う人はあまりいないらしい。 ・・なにしろエサだから。
自然界ではメダカなどの小魚を食べるらしいけど、鯉の餌などでも大丈夫らしい。
で、いい水槽を手に入れたものだから、カエルだけでは華やかさが足りないと思って、ホームセンターに行って、さらにコメット(金魚)やヌマエビを買って一緒にいれてみた。
コメットたち
カエルはスイスイ泳いでおもしろい。いい感じ。上目遣いな感じがとても可愛い。いつも伸びきった体勢の前足を細かく動かして何かを探しているような様子なんか笑ってしまうほどかわいい。つぶつぶのエサをあげるとスゴい早さで口を動かし、手(前足)で口に放り込む感じがとても愛嬌がある。
目が悪いのか、仲間同士でぶつかりあったり、重なり合ったりしてあたふたしているように見えるのが、なんだかちょっとオバカサンな感じで見飽きない。
とっても可愛いのだ。一緒にメダカや例のオタマジャクシも入れてみたけど、襲うわけでもなくにぎやかな水槽になった。
でも一日たって観たら、メダカが減っていた。いつのまにか食べちゃったのだ。
捕獲するところを観察してみたいものだけど、じっと観ているけれどなかなか捕獲しない。
たまたま目の前にぶつかってしまうと手当り次第に口に入れるのだろう。
メダカたちも素早いからなかなかつかまらないようだ。
数日してちっちとまたホームセンターに行って、グラミーのオスメスと赤コリドラスを買って来て一緒にしてみた。
真ん中のがヌマエビ
赤コリドラス
あ、ドジョウも2匹入れてみた。
何日間か経ってもでも大丈夫。(あ、コリドラス3匹いたけどいつのまにか2匹になっていたな)
さらにグッピーや黒出目金まで入れた。
グッピーたち
黒出目金
ちっちは更に川で捕まえて来た大きなアメリカザリガニまで入れた。
めちゃくちゃな水槽になった。
とても普通じゃない。 なんでもあり、な水槽。
右上の青いのがグラミー
アクアリウム愛好家が見たら嫌な顔するんだろうな。
でもこれが我が家流!
なんでもやってみて観察してモノを知る!
グッピー、コリドラス、コメットまではわかるけど、
そこにドジョウ、ヌマエビ、出目金、ザリガニ、そしてなんといってもアフリカツメガエル!
なんてにぎやかな水槽!!!
とっても面白い!
アメリカザリガニは結構凶暴で小魚をなんでも食べてしまうということぐらいは知った上でのこと。
それも貴重な観察になるかもしれない。
とにかく生態系のようなものも知ることができるチャンスかもしれないのだ。
やはり、のろのろとしていたオタマジャクシは減って行く。
でもそれがどいつの仕業なのかなかなかつきとめられない。
けっこう面白いからじーっと水槽の前で眺めて観察をしていてもなかなか捉える瞬間にはでくわすことがない。
ある日、いきなり大きなオタマジャクシをくわえてバタバタしているカエルを発見!
スゴい! あんなに大きなものを丸呑みしているのだ。カエルの仕業だったのだ。
グッピーも少なくなっている。やはりカエルがたべるのだろう。でも。それもめったにないタイミングのようだ。
そしてもっとも心配していたザリガニの猛威は全く心配することもなかった。
どういうわけか、ザリガニのハサミのすぐ近くを金魚やドジョウやカエルが佇んでも捕まえようともしない。
とても不思議。
時々さきイカを入れるとしっかり食いつくのに。
とても不思議。
つぶつぶの魚の餌を振りまくと魚もカエルもオタマもドジョウもみんなそれに夢中になる。そしてザリガニもそのときは壷から出て来て足で一粒一粒エサをつまんで口に運ぶ。
なんだか優しいザリガニなのだ。
僕らは「主のザリー」と呼んでいる。
そんなこんなでそれ以来、もうグッピーもコリドラスも何も減ることも無く、
調和を保っている。しかもとても華やかで、にぎやか。
そしてなんとその中の1匹のグッピーが子どもを30匹も産んだのだ。
グッピーの赤ちゃんたち
(もちろんこの子どもたちは隔離した)
この不思議な生命の調和。説明がつかない。
きっと我が家の空気がいいのに違いない!!
毎日水槽を観察するのがとっても楽しい。
ちっちも大喜び!!!
いいぞ!!
で、水槽に入れて飼ってみた。以前にもヒキガエルとツチガエルのオタマジャクシをカエルになるまでそだてたこともあったけど、そのあとのカエルを育てるのは難しい。
ヒキガエルの赤ちゃん
ツチガエル
今回も慎重にかってみようと頑張ってみた。
同時にいろいろなカエルに興味が湧いて、調べたら、アフリカツメガエルの存在を知った。
これはアロワナなどの大型熱帯魚のエサや解剖の教材としての存在で、飼うようなものではないらしい。
でもその姿や表情はとてもかわいらしいのだ。
アフリカツメガエル
水の中で過ごすタイプでよくあるカエルのように湿った土と綺麗な水を用意してマメにケアしないといけないわけでもなく、単に金魚のように水槽だけで飼えるらしい。
早速そのカエルを手に入れようと爬虫類やカエルを扱うお店を訪ねてみた。
でもどこにもない。◯◯ガエルという、名の知れた、図鑑によく出ているようなカエルは扱っていても、アフリカツメガエルなどは扱っていないのだ。
なにしろ「エサ」ぐらいの存在だからね。
で、エサとして扱っていそうな熱帯魚屋さんを探してみたらついに見つけた。
そこはやはりアロワナとか、大型の熱帯魚を扱う店だった。
アフリカツメガエルは店の奥の方の水槽にうじゃうじゃいた。
「これ、エサとしてでなく、飼ってみたいんですけど・・・」と。
1匹100円、5匹だと480円
ちなみに観賞用のなんとかガエルとやらは1匹数千円から数万円もする。
なんという差。 なにしろエサだからね。
5匹買った。
帰り際、どうせならしっかり観察できるようにと、大きめの水槽を買っちゃおうと、物色する。
どうせなら、どうせなら、と、水の濾過装置、照明などなど、ついついいろいろなものを買いそろえてしまった。本格的な熱帯魚用のシステム。
なんと1万円以上。 たかがエサガエルのために!
他のカエルと違ってこのカエルは温度差にも強く、水も適当で大丈夫らしいし、何でも食べるし面倒な気遣いはしなくてもいいらしい。だからとても飼いやすいのだそうだ。
でも飼う人はあまりいないらしい。 ・・なにしろエサだから。
自然界ではメダカなどの小魚を食べるらしいけど、鯉の餌などでも大丈夫らしい。
で、いい水槽を手に入れたものだから、カエルだけでは華やかさが足りないと思って、ホームセンターに行って、さらにコメット(金魚)やヌマエビを買って一緒にいれてみた。
コメットたち
カエルはスイスイ泳いでおもしろい。いい感じ。上目遣いな感じがとても可愛い。いつも伸びきった体勢の前足を細かく動かして何かを探しているような様子なんか笑ってしまうほどかわいい。つぶつぶのエサをあげるとスゴい早さで口を動かし、手(前足)で口に放り込む感じがとても愛嬌がある。
目が悪いのか、仲間同士でぶつかりあったり、重なり合ったりしてあたふたしているように見えるのが、なんだかちょっとオバカサンな感じで見飽きない。
とっても可愛いのだ。一緒にメダカや例のオタマジャクシも入れてみたけど、襲うわけでもなくにぎやかな水槽になった。
でも一日たって観たら、メダカが減っていた。いつのまにか食べちゃったのだ。
捕獲するところを観察してみたいものだけど、じっと観ているけれどなかなか捕獲しない。
たまたま目の前にぶつかってしまうと手当り次第に口に入れるのだろう。
メダカたちも素早いからなかなかつかまらないようだ。
数日してちっちとまたホームセンターに行って、グラミーのオスメスと赤コリドラスを買って来て一緒にしてみた。
真ん中のがヌマエビ
赤コリドラス
あ、ドジョウも2匹入れてみた。
何日間か経ってもでも大丈夫。(あ、コリドラス3匹いたけどいつのまにか2匹になっていたな)
さらにグッピーや黒出目金まで入れた。
グッピーたち
黒出目金
ちっちは更に川で捕まえて来た大きなアメリカザリガニまで入れた。
めちゃくちゃな水槽になった。
とても普通じゃない。 なんでもあり、な水槽。
右上の青いのがグラミー
アクアリウム愛好家が見たら嫌な顔するんだろうな。
でもこれが我が家流!
なんでもやってみて観察してモノを知る!
グッピー、コリドラス、コメットまではわかるけど、
そこにドジョウ、ヌマエビ、出目金、ザリガニ、そしてなんといってもアフリカツメガエル!
なんてにぎやかな水槽!!!
とっても面白い!
アメリカザリガニは結構凶暴で小魚をなんでも食べてしまうということぐらいは知った上でのこと。
それも貴重な観察になるかもしれない。
とにかく生態系のようなものも知ることができるチャンスかもしれないのだ。
やはり、のろのろとしていたオタマジャクシは減って行く。
でもそれがどいつの仕業なのかなかなかつきとめられない。
けっこう面白いからじーっと水槽の前で眺めて観察をしていてもなかなか捉える瞬間にはでくわすことがない。
ある日、いきなり大きなオタマジャクシをくわえてバタバタしているカエルを発見!
スゴい! あんなに大きなものを丸呑みしているのだ。カエルの仕業だったのだ。
グッピーも少なくなっている。やはりカエルがたべるのだろう。でも。それもめったにないタイミングのようだ。
そしてもっとも心配していたザリガニの猛威は全く心配することもなかった。
どういうわけか、ザリガニのハサミのすぐ近くを金魚やドジョウやカエルが佇んでも捕まえようともしない。
とても不思議。
時々さきイカを入れるとしっかり食いつくのに。
とても不思議。
つぶつぶの魚の餌を振りまくと魚もカエルもオタマもドジョウもみんなそれに夢中になる。そしてザリガニもそのときは壷から出て来て足で一粒一粒エサをつまんで口に運ぶ。
なんだか優しいザリガニなのだ。
僕らは「主のザリー」と呼んでいる。
そんなこんなでそれ以来、もうグッピーもコリドラスも何も減ることも無く、
調和を保っている。しかもとても華やかで、にぎやか。
そしてなんとその中の1匹のグッピーが子どもを30匹も産んだのだ。
グッピーの赤ちゃんたち
(もちろんこの子どもたちは隔離した)
この不思議な生命の調和。説明がつかない。
きっと我が家の空気がいいのに違いない!!
毎日水槽を観察するのがとっても楽しい。
ちっちも大喜び!!!
いいぞ!!