ちっち(小学1年生の息子)と学校の後

よく公園に行く

最近はちっちも自転車が得意になったから

二人でそれぞれの自転車で行く。

自転車

そういえばちっちは補助輪をつけてのる期間がほとんどなかった。

それは幼稚園のころからペダル無しの自転車にまたがって遊んでいたから

バランスを取る感覚が自然と育まれていた。

ペダル無し
3年以上前のちっち

あのペダル無しはすばらしいよ!



で、最近、公園に行くとちっちは木に登る

僕も木登りは得意だけど

特に薦めたこともなければ、コツとか教えたこともない。

でも怖がらずどんどん登る。

木の中

いいぞ!

それにしても驚いたのは、

予想外に高いところまで簡単に登ってしまうのだ。

ぽかぽか大木の中



公演で僕がベンチに座ってぼんやりしていると

遠くからちっちの声がする。

木の方を見ても最初はわからなかった。

なにしろまさかそんな高いところにいるとは思わなかったから。

ちっちは大得意で気持ち良さそうだ。

ぽかぽか大木12

で、しばらくは降りてこない。

僕の携帯を持って行って勝手に写真を撮ってみたり、

ぽかぽか木からパパ撮る

そのうち木の上から、「Paperback writer~♪」などと

ビートルズの曲を歌っているのが響いて来る。

のどかでいながらカッコイイぞ!  

ぽかぽか大木1
どこにいるでしょう?拡大するとわかるよ!


いいぞ!

いろんな場所で木を見つけては登る。

まだ体重が軽いからけっこう細い枝の木もすいすい登ってしまう。

水元屋根より上

水元細枝

水元屋根上

そういえば最近木登りをする子どもを見かけない。

「木に登る」こと自体が楽しい遊びなのに

「登ってどうするの」とか「登ったところで何もないじゃない」とか

大人の目線で登る方向に向かせない。

それに落ちたら大変、危ない! と、登らせない。


いろいろ経験するといろいろな応用力がつくのに。

落ちたらその痛みとか悔しさとか危なさとかをそこから知ればいい。


ちっちはけっこう赤ちゃんの頃から本能的にしたいことをさせている。

1歳ころは外の土のうえでもハイハイしたいようすだったらさせてみた。

ほふく1
1歳の頃

ほふく2
1歳の頃


服なんか泥だらけになるのだけど、

服が汚れるからさせない、なんてそんなもったいないことにしたくなかった。

ウチの中のはいはいと外のハイハイでの違いだっておもしろいだろうし、

なによりも子どもが直感的にやりたいと思う衝動は大切にした方がいい。

まだ右も左もない時期にはね。

そのうちにある時期になって、TPO的なマナーとかを教えればいい。


いつかはそんな本能的だけではいけない、となってくるのだから

せめてそれが許される時期ぐらいは思いっきり自由にさせてやりたいと思う。

その表情も声も仕草もすべて「その時」にしかない大切なものなのだから。

それを観て聴いて触れて味わわせてもらえることこそが

僕ら親にとって大きな大きな贈り物なのだ。

ありがと ちっち! 

いいぞ!

ぽかぽか細枝
決まりが無い道のりだからこその達成感!!

いいぞ!

TOGI クライミング4 くらいみんぐ2 くらいみんぐ3 ちっち 2