ロシア宇宙開発、訓練体験

例のアレの体験の話をしていなかったっけ!


恐ろしい「遠心加速器」の訓練体験。


実は頑張ってやったんだ。


だって本当の宇宙飛行士の訓練以外に使わせてくれることはまず無いのだから。

そんな貴重な体験、見す見す逃す手は無い。

どんなに身体がおかしくなっても後悔しない。


ロケットが発射して推進して行くときの G 、

つまり本物の宇宙飛行士が飛び立つ時の感触を体験をさせてもらうことに。

この訓練は飛行士はみんなやるらしい。

実験の前に健康診断をする。僕は普段とても低血圧なのだけど、

この時の数値はいつもよりずっと高めだった。

興奮しているのかもしれない。

そりゃそうだろう。未知なることへの緊張はあった。

そして心電図も計って、やってもいいという許可をもらう。

そして腕や胸などにたくさんのセンサーを付けて、

カタパルト(固定椅子)に固定される。

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実験台に縛りつけられたのだ。


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もう後戻りできない。

そのカタパルトごとカプセルに入れられる。

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その間何人もの技師や医師や科学者がいろいろな準備をする。

なにしろ、ただの体験ではなくて「訓練」と同じことをするのだから。


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気を失ったら自動で停まるようなスイッチの付いたグリップを握らされる。

カプセルに入ってからも、作動する前に

視力検査があったり、動体視力や視界の検査がある。

その検査は動かしてからの作動中にも同じことを要求される。

G に耐えながらどれだけ思考や目の働きが維持できるかも計られるようだ。

とても小さく密閉されたカプセルに入る。

ここは遠心加速器の一番端っこ。

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さあ、スピーカーからの指示

「用意はいいですね!」

「はい!」

グーンという機械音がして、身体の向きが変わる。

カペセルには窓がないけど、

この時点ではまだ1G だから普通にどんな向きになっているか想像がつく。

「それでは加重していきます」

「はい!」

スゴい! すごい! 凄い!


今まで体験したことの無い感じ!

ああ!目が!

なんとっ! すごい!

この状態で指示が来るのか!

反応出来るのか?


・ ・・・と、これ以上のコメントは今はまだ書けないのです。


本当にすみません。

何しろこの体験は僕のブログ用でもなく、

NHK の番組用だからです。


この詳しい様子はテレビで是非確認してください。

10月に放送予定の、

『地球イチバン・スペシャル』

という番組です。

乞うご期待!!


TOGI