ジミーとは正反対で破天荒でアダルトな演技でこれまた世界選手権で優勝するくらいの実力者のチャズ。
そして、２人は犬猿の仲。
そんな２人が同時優勝した世界選手権で乱闘騒動を起こしてしまい、二人とも金メダルを剥奪され、フィギュアスケート個人部門からの永久追放を言い渡されます。
それが原因で養父から縁を切られ、町のスケートリンクで働くジミー、アイスショーで悪者の魔法使いの被り物をして働くチャズ。
まぁ、分かりやすい転落です。
そんな二人に現役復帰のチャンスが！
それは、
フィギュアスケートペア部門で出場する。
・・・もうここで笑ってしまいます。
「だって、ペアって言っても『男女』とは書いてないじゃん」っていう台詞にも。
ここから、２人が再び世界チャンピオンになっていくまでの話が始まります。
ワイヤーアクションを用いたアクロバティックな男同士のペアによる力技的フィギュアスケートは面白くもあり、気持ち悪くもあり・・・
練習過程や妨害などにもめげず、最後は感動のフィナーレ。
・・・・僕は笑ってましたけど。
おバカ映画とは言え、シナリオがしっかりしているので、ちゃんと物語として成立しています。
フィギュアスケートという美しいスポーツの中にむさい男同士の友情がある、なんとも言えない雰囲気の映画です。
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