君の身体の節々に結ばれた、透明な糸。


絡まって悶えていた小さな心が、


今にもボロボロになってしまいそうだ。


「僕に意志がなかったなら、


絡まることもなかったのにね。」


君の言葉が、小さな心に突き刺さる。


切るのは簡単、



だけど切れない糸。



ほどけるように、手をとりあえたなら、



射し込む光の束。