足場の悪い道を




すこしヒールの高いパンプスで歩いた




ぐらついてあしくじいて




ずっと足元ばっかみてた




転ぶのが怖いから




小さい頃は転ぶのが当たり前だった私は




いつから転ぶことを恐れるようになったのかな




大人になっていくにつれ




脳にいろんなしわがふえていくんだね




要らないしわなんてない




そういいきかせて




保守的な私を肯定しながら




下を向いて歩く




昼下がりの砂利道。