『自分』




という言の葉に合うコードが




みつからない。




書き途中の譜面を置いた




朝焼け。




鳥のさえずり、




新聞配達のバイク、




静かな風、




それぞれの音色を奏でる。




周りを見渡せば




美しく鳴り響く音達・・・。




ため息をつきながら無駄に急いで作ってしまった




朝ごはんは、スクランブルエッグ




ケチャップをかけた




譜面に紅い音符が落ちた




『ミ』




未完成、未知、道、実




私は未完成で、未知な道を進み実りを付ける




私はミの音。




適当にこじつけた




徹夜明けの勝手な脳。