四日に行われた市議会くらし環境委員会(京都新聞報道)や、昨日の定例記者会見(毎日新聞報道)を見ていても、京都市の姿勢には疑問を感ぜざるを得ません。

(今朝の毎日新聞)

市長は記者会見で「京都の町を博物館のようなものとして保存する気はない」とのべたそうです。

大変皮肉な話です。

そもそも疎水一帯を世界遺産にしたいといっているのは京都市なのです。

そして、その疎水一帯の価値を高めている欠かせぬ存在こそが京都会館なのです。

京都会館を大幅に解体するのをやめて、まだまだ使える現在の躯体を生かした改修に留めてほしいという声を意図的に歪曲し、さも、改修そのものに反対しているかのようにいうがために、言ってはならない極論を展開してしまっているのです。

イコモスは世界遺産の審査を担っているわけですが、この機関の専門委員会に対して、あまりの言い種と思います。

意見書を受けいれ計画を変更したとしても、客席や音響の改善など多数の市民の要望は十分実現可能なのですから、素直に受けとめてはどうなんでしょうか。















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