「慰安婦」問題の早期解決を-京都市内で学習会


日本軍「慰安婦」問題の早期解決をめざす学習会が25日、ひと・まち交流館京都で開かれ、約120人の市民が集いました。


京都教科書ネット代表・須田稔氏(立命館大名誉教授)が開会挨拶し、吉川春子・元参議院議員が「今がチャンス、日本軍『慰安婦』問題の早期解決を目指して」と題して講演。



京都市議・とがし豊/近頃、気になるニュース え゛!?-吉川春子さん
<講演後、吉川春子さんと握手する私>



参加者からの質問に答えて吉川さんは、当時の野党3党(民、共、社)で共同して早期解決のための法案を提出してきた経過を踏まえ、新政権にその実現を迫るためにも「世論が大事」と強調。


また、京田辺市での早期解決をもとめる意見書採択を全会一致で実現するにいたった経過報告を同請願署名実行委員会の奥田和浩事務局長が行ったほか、女性国際戦犯法廷ハーグ判決を実現する会、新日本婦人の会城陽支部、旧日本軍性奴隷の解決を求める全国同時企画・京都実行委員会からそれぞれ特別報告が行われました。


新日本婦人の会京都府本部・森下総子会長が閉会挨拶を行い、いっそうの学習と共同の輪を広げていくことを呼びかけました。


私は司会として参加させていただきましたが、かねてから論文や新聞紙上での発言などから学ばせていただいていた吉川さんご本人から生でお話を聞けて本当に貴重な機会にめぐりあいてよかったです。


また、特別報告をされた市民団体の皆さん、それぞれの活動に本当に頭の下がる思いですが、大変、やる気の沸き起こるそれぞれの報告だったと思います。お


今日の講演を力に、おいに世論を盛り上げるためにがんばっていきたいと思います。