│2月定例市会│普通予算特別委員会│
│第2分科会│建設局│3月10日│

●自転車駐車場の増設をもとめました!


平成18年度の放置自転車撤去強化区域の中で、四条烏丸では2,980台、四条大宮では3,062台の自転車が撤去されています。


ひどいことに、この二つの地域は周辺に駐輪場がない!撤去はするけど駐輪場を整備しないというのは筋が通らない!このことを私は一貫して訴え、駐輪場の増設を求めてきました。今回も・・・。


<四条通/阪急地下通路への駐輪場設置へ>

四条通(烏丸・河原町)については、昨年5月の私に本会議質問での答弁で、京都市が「地下通路への駐輪場整備の検討」を答弁していました。


そこで、その進捗を確認する質問をおこないました。


(京都市の答弁)

→「都市計画局で予算を組み調査中。測量、設計図面作成等、現在阪急とスケジュールも含めた協議中」とのことでした。


<四条大宮/調査・検討を要求>


私の昨年5月の代表質問などのHPの記載をを読んだ方から、四条大宮にぜひ駐輪場を作ってほしいというメールが来きました。


そこで、私は議会の前日の日曜日に現地調査にいってきました。


日曜日午後5時半で580台の自転車が放置されており、その場に居合わせた地域の方からも「あそこの広い場所に駐輪場をつくっては」とお話をお聞かせいただきました。


出町柳駅でも伏見駅でも四条京阪でも鉄道事業者自身が駐輪場増設の努力をおこなっていますが、この場所はどうなのか?と質問。


(京都市の答弁)

→「今のところ事業者との話し合いはない。指摘のとおりいつも数百台が放置されている。撤去強化しているが駐輪場設置が重要。周辺を調査し検討している。今後も検討は続ける」とのことでした。


ちょっと、微妙な答弁ですが、要求があることをまず当局に知っていただくことが要求実現の第一歩です。大事なやりとりだったと思います。


言ってみるもんです!


<御池通の道幅を生かした駐輪場設置を!→当局「実現を検討」とさらに前向き答弁>


昨年5月の本会議での代表質問で御池通の路上への駐輪場の設置を提案しました。壇上の私へは罵倒の嵐・・・「そんなもんできひんのや」とやじる議員がいました。


しかし、京都市長の自転車撤去の権限を認めた「自転車等放置防止条例」は、同時に自転車の駐輪需要を発生させる鉄道事業者などに「駐輪場」の整備を努力義務を明記しています。


また、「歩くまち京都」交通まちづくりプランでも自転車に乗ることと、公共交通の積極利用を奨励しています。接点である鉄道駅での駐輪場整備はきわめて重要課題。


ですから、地下鉄東西線と烏丸線の接点である烏丸御池駅では駐輪場がひとつもないというのは、条例上からも京都市の計画からも重大問題だと私は指摘しました。


しかも、この地域では一年間に2,490台の自転車が撤去されています。早く駐輪場の設置を!と求めました。


(京都市の答弁)

→「シンボルロードであるが、景観、周辺の土地利用、公安等と協議し検討を続けている。景観上問題のない場所を見つけ、御池通での実現を検討したい」


この答弁は、かなり大きく前進した答弁だと思います。とりあえず、部分的には作ってもらえそうな可能性を含ませた答弁です。大きな前進です!


ちなみに、駐輪場を作ったほうが放置自転車がなくなって、整然と自転車が並べられるので、シンボルロードの見栄えもよくなると思うのですが・・・。



そのほか

 自転車専用レーンの整備については、あまり機能していない形だけの「自転車専用レーン」の改善と国土交通省モデル事業の二路線の専用レーンについては、住民や利用者の声をよく聞くように求めました。