BT51 10W0d 掻爬手術を行いました。
順調なら卒業出来る時期ですね・・・
でも、これが私の人生なんでしょう・・・
受付時間の指定が陽性後の方々とほぼ同じなので、4階で待っている時間がとてもつらかったです・・・
自分だけが、ココにいる人達とは違う世界にいる、見えない大きな壁で隔てられているようで・・・
内診で子宮の入り口を広げる薬を入れてから、5階のベッドがいっぱいとのことで4階で座って待っていたのですが、ひどい生理痛のような腰の痛みが始まり、子宮のあたりもキューッと痛くなり、40分程我慢しましたが座っているのがつらくなり、処置室に言いに行きました。
あと40~50分はベッドが空かないとのことで、採血コーナーの手前のベッドで横になって待ちました。
しばらくして5階に呼び出しがあり、ベッドに案内されました。
仕切りの壁にはChristmascardが飾ってありました。
そっか・・・世間はChristmasか・・・どんなに悲しい時でもChristmasはやってくるんだな・・・とぼんやりと思いました。
私は一度目の流産手術の時、手術中の吐き気を伴う痛みに、もう耐えられない・・・という限界ぎりぎりだったのですが、術後の痛みがもっとひどく、ベットには寝ていることが出来ず、うずくまって過呼吸になるほどだったのです・・・術後全く動けず、3時間は安静でした。
手術が決まった時に看護師さんに、その旨を説明し、麻酔が効きにくい体質かもしれないので、痛み止めの座薬を事前に入れたいと話しておきました。(確か、前回の手術後そんな状態だったのにもかかわらず、座薬を入れて痛みを抑えたいけど、術後には座薬は使えないと言われたような記憶が残っていたので・・・)
なので、座薬を用意して頂いて、まずそれを自分で入れました。
(腰痛と子宮の痛みは収まりませんでしたが・・・)
それから、麻酔の準備ための筋肉注射、点滴をして、手術となりました。
担当は1度も診察を受けたことがないF田先生でした。
F田先生は手術中も声をかけてくださり、丁寧に処置してくださっているのがわかりました。
どうしても足に力が入ってしまう私に、”力を入れてしまうとお互いにとって良くないですからねー、リラックスしてください”とか、”足の位置がちょっと合ってないかもしれないね”と言って看護師さんが足の位置を直してくれたりしました。
これでずいぶん緊張して力が入っていたのが取れたと思います。
そのおかげなのか、前回のように吐き気も感じることなく痛みもなんとか耐えられる程度で、無事手術を終えることが出来ました。
看護師さんも優しい方で、ずっと肩のあたりをに手をかけてくださってました。
先生は術後も”気分悪くないですか?”と声をかけてくださったので、”ありがとうございました”とお礼を言いました。
ベットに戻ってからの痛みも(もちろん痛かったですけど)前回の痛みが100としたら今回は40くらいの痛みだったような気がします。
麻酔が前回より効いたのか、座薬が効いたのか、担当する先生が違ったせいなのかはわかりませんが・・・
安静も1時間半で解除になり、内診を受けました。
診察時に、”40代だと、2回続けての流産は珍しいことではないですか?”と聞いたところ、”そうですね・・・やはり40代での流産率は高いので・・・”とのことでした。
たまたま少し前の日経新聞に40代の流産率が出ていたのですが、35歳で20%、40歳で40%、42歳では50%となっていました。そんなこともお話しました。
そしてこの日は・・・私の42歳の誕生日の10日前でした。
新聞記事の確率で考えると流産の確率は45~50%だったということでしょうか・・・
前回の流産は39歳の受精卵で40歳での妊娠でしたが、それでも40%の確率で流産だったということですね・・・40代の流産率に対する認識が甘かったようです・・・それでも、無事に出産する人もいるのに、いつも確率の高い方ではなく、悪い結果の方に入ってしまう私・・・これも人生でしょうか・・・
前回の流産の時に院長に”40歳前後の人で(稽留)流産後妊娠した人はほとんどいない、それどころか、卵巣の機能が低下して閉経もありうる”と言われたのに、ここまで頑張ってきました。
あれから2年近くかかってやっと妊娠出来たのに・・・5回も移植してやっと・・・そして、2つも歳をとり、もう私の卵巣機能は回復出来ないかもしれませんね・・・
その間、本当に沢山の方々が夢クリで授かって卒業されて行きました。
今度こそ私の番かも・・・なんて考えも甘かったみたいです。
夢クリで2度も稽留流産して卒業された方っているんでしょうか?
多くの方が1度稽留流産しても、2回目の妊娠で卒業されていると思います。
私のブログ・・・夢クリで2度目の流産までの道のり、みたくなってしまいました。
こんなはずじゃ、なかったのにな・・・
そして・・・こんな悲しみは1度で十分だったのに・・・
こんな内容のブログを最後まで読んで頂いてありがとうございました。