僕の思い出の中に忘れられないものがある
それはペンフレンドが送ってくれた1枚のポストカード
そこには写真印刷された尾瀬の美しい景色は
今でも忘れることはない
きっと尾瀬に足を踏み入れたら、
遥か遠い少年の心に戻るような気がしてならない
永遠の恋人
あなたが送ってくれた友達3人の写真を見ながら
あなたが一番、可愛くはなかったけれど
それでもあなたの手紙を読んでいくうちに
あなたのことが段々と好きになった
これが恋に落ちるということかな
あなたと初めて会った日が最初で最後
人の心は移ろいとどまることはない
あれから時は半世紀近く流れてしまった
あなた、僕が見つけるまで健康でいてくれる?
僕は夢の中であなたに手紙を送ったけれど
あなたの返事はくることはなかった
あなただけよ 永遠の恋人と言えるのは