今日から12月なんて信じられないですが、シドニーの12月は意外と過ごしやすいんですよね。
夏とは言え、あの1月末や2月初めの高温日は少なく、25-30度前後で乾燥していて気持ちいいです。(と言いながら、今日は37度になる予定ですでに29度)
この前我家の庭(借景:実は隣りの庭)に来る鳥の写真を載せましたが、スマホ撮影だったので小さくて見えにくかったですね。今回ミラーレスで撮影してみました。
さすが、数倍拡大してもきれいに見えます。
トサカが黄色いカカトゥ(オウム)。ポツンと枝にとまっているのがかわいいでしょ。実物はかなり大きいです(体長50cm)。これは sulphur-crested cockatoo (キバタン)といいます。 sulphur というのは硫黄のことですから、硫黄色(黄色い)トサカのオウムということですね。
それからトーニー・フロッグマウスの親子。日本名はオーストラリアガマグチヨタカというそうです。今ではどれが子どもなのかわからなくなってしまいました。左のフロッグマウスの顔が困った顔で憎めないですね。
さて、先日息子がんもの最後の(と思われる)レポートを推敲するために行けなかった役所、昨日行ってきました。こっちではなんでもネットや電話で済ますので、この役所(区役所?市役所?)に行ったのは始めてです。(写真は駐車場から別の建物を見た図なので役場ではありません。緊急避難場所のサインなんですが、緊急感が出てないですよね、ぜんぜん)。
とーふ達が住んでいるのはマリックヴィル・カウンシルという地区に属するのですが、そのカスタマー・サービス・センター(お客様窓口)がピーターシャムというところにあります。ピーターシャムに来たのはもう数年ぶり。がんもがピアノの練習に通っていた頃以来です。
何の用事かというと、いなりが現役から退きシニア・シティズンになったので、rates (レイツ:固定資産税)の割引があるということを知り申請に行ったのです。退職してからもうすぐ1年になるというのに知らなかったのです。いろんな割引があるんですよね。センターリンク(福祉事務所のようなもの)ではいちいち教えてくれないので自分で調べないといけないんですけど。水道代、光熱費、固定資産税などがかなり安くなります。知らないで正規の額をずっと払っていたのですが、去年の12月に遡って計算して払い戻してくれるそうです。こういうところは、オーストラリアはけっこう気前がいいです。
それで、カスタマー・センターには担当の人が二人しかいなかったのですが、非常に丁寧で人当たりが良くて、いなりがいたく感動していました。(裏を返すと、いかに普段のサービスが悪いかということなんですけど。)
家に帰っていなりはコーナーショップに牛乳を買いに行ったのですが、「あそこの店の人はextremely well-spoken and well-manneredだった(とても言葉遣いがきれいでマナーもいい )」と言います。
そしてさらに言うことには、「しかも、カスタマー・センターの人もコーナーショップの人もオーストラリア人じゃないんだよ」と。
それを聞いたとーふは「オーストラリア人でしょ、二人とも」
いなり「いや、そういう意味ではなくて、白人じゃないっていう意味で」
とーふ「白人じゃないんじゃなくて、色合いが濃いとか」
いなり「エスニックというか・・・」
とーふ「エスニックと言ったら白人もエスニックでしょ。ピンク系以外とか」
いなり「そう、ピンク人じゃないオーストラリア人」
というふうに永遠と政治的に適切(politically correct)な言葉を探して会話が続くのですが、いなりが言いたかったのは、「きちんとした客あしらいができるのは、白人系のオージーではない確率が高い」ということなのです。ほんとかどうかわかりませんが。
そして、とーふ家では白人という言葉ではなくピンクまたはピンク系ということばを使うことになりました。早い者勝ちで最初に自分達のことを白人と呼んだために今でも白人と呼ばれているのはずるい。西欧人は必ずしも白いわけではない。アジア系の人のほうが欧米系の人より肌の色が白いこともある。もし黄色人種と呼ばれている人たちが自分たちを白人と呼ぶとしたら、今「白人」と呼ばれている人たちはピンク系と言った方が現実の色に近い。などという議論から辿り着いた結果です。特に夏なんかはほんとにピンクから赤の色合いになりますよね、ピンク人たちは。
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夏とは言え、あの1月末や2月初めの高温日は少なく、25-30度前後で乾燥していて気持ちいいです。(と言いながら、今日は37度になる予定ですでに29度)
この前我家の庭(借景:実は隣りの庭)に来る鳥の写真を載せましたが、スマホ撮影だったので小さくて見えにくかったですね。今回ミラーレスで撮影してみました。
さすが、数倍拡大してもきれいに見えます。
トサカが黄色いカカトゥ(オウム)。ポツンと枝にとまっているのがかわいいでしょ。実物はかなり大きいです(体長50cm)。これは sulphur-crested cockatoo (キバタン)といいます。 sulphur というのは硫黄のことですから、硫黄色(黄色い)トサカのオウムということですね。
それからトーニー・フロッグマウスの親子。日本名はオーストラリアガマグチヨタカというそうです。今ではどれが子どもなのかわからなくなってしまいました。左のフロッグマウスの顔が困った顔で憎めないですね。
さて、先日息子がんもの最後の(と思われる)レポートを推敲するために行けなかった役所、昨日行ってきました。こっちではなんでもネットや電話で済ますので、この役所(区役所?市役所?)に行ったのは始めてです。(写真は駐車場から別の建物を見た図なので役場ではありません。緊急避難場所のサインなんですが、緊急感が出てないですよね、ぜんぜん)。
とーふ達が住んでいるのはマリックヴィル・カウンシルという地区に属するのですが、そのカスタマー・サービス・センター(お客様窓口)がピーターシャムというところにあります。ピーターシャムに来たのはもう数年ぶり。がんもがピアノの練習に通っていた頃以来です。
何の用事かというと、いなりが現役から退きシニア・シティズンになったので、rates (レイツ:固定資産税)の割引があるということを知り申請に行ったのです。退職してからもうすぐ1年になるというのに知らなかったのです。いろんな割引があるんですよね。センターリンク(福祉事務所のようなもの)ではいちいち教えてくれないので自分で調べないといけないんですけど。水道代、光熱費、固定資産税などがかなり安くなります。知らないで正規の額をずっと払っていたのですが、去年の12月に遡って計算して払い戻してくれるそうです。こういうところは、オーストラリアはけっこう気前がいいです。
それで、カスタマー・センターには担当の人が二人しかいなかったのですが、非常に丁寧で人当たりが良くて、いなりがいたく感動していました。(裏を返すと、いかに普段のサービスが悪いかということなんですけど。)
家に帰っていなりはコーナーショップに牛乳を買いに行ったのですが、「あそこの店の人はextremely well-spoken and well-manneredだった(とても言葉遣いがきれいでマナーもいい )」と言います。
そしてさらに言うことには、「しかも、カスタマー・センターの人もコーナーショップの人もオーストラリア人じゃないんだよ」と。
それを聞いたとーふは「オーストラリア人でしょ、二人とも」
いなり「いや、そういう意味ではなくて、白人じゃないっていう意味で」
とーふ「白人じゃないんじゃなくて、色合いが濃いとか」
いなり「エスニックというか・・・」
とーふ「エスニックと言ったら白人もエスニックでしょ。ピンク系以外とか」
いなり「そう、ピンク人じゃないオーストラリア人」
というふうに永遠と政治的に適切(politically correct)な言葉を探して会話が続くのですが、いなりが言いたかったのは、「きちんとした客あしらいができるのは、白人系のオージーではない確率が高い」ということなのです。ほんとかどうかわかりませんが。
そして、とーふ家では白人という言葉ではなくピンクまたはピンク系ということばを使うことになりました。早い者勝ちで最初に自分達のことを白人と呼んだために今でも白人と呼ばれているのはずるい。西欧人は必ずしも白いわけではない。アジア系の人のほうが欧米系の人より肌の色が白いこともある。もし黄色人種と呼ばれている人たちが自分たちを白人と呼ぶとしたら、今「白人」と呼ばれている人たちはピンク系と言った方が現実の色に近い。などという議論から辿り着いた結果です。特に夏なんかはほんとにピンクから赤の色合いになりますよね、ピンク人たちは。
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