我がジャズトリオのピアニストであり、我が精神科リハビリの先生でもあるマリさんがご懐妊の為、昨日がマリさんの卒業式になりました。


みんなでこっそり、いきものがかりのYELLを合唱アレンジで練習し、
昨日の卒業式でサプライズで歌いました♪


情に厚く、涙もろいマリさんは殆ど泣き通しで聴いていらっしゃいました。


マリさんは音楽療法の学会にも行ったこともありました。
精神障害をかかえたみんなが持つ音楽への情熱にいつも感動されていました。


合唱で何度かコンサートや出張演奏もしました。マリさんがその指導にあたっていましたが、この度のご懐妊での退職。名残惜しくてマリさんも患者のみなさんも涙、涙でした。




マリさんは仰いました。
「みなさんが奏でる歌は本物の芸術」だと。



マリさんは声楽も堪能でソロでコンサートをされたこともある方です。ピアノも音楽学校のクラシック出身です。



そんなマリさんを驚かせた私たちの合唱。
YELLでは不肖私が指揮をつとめました。仲間がスネアとキーボードとベースで伴奏してくれました。みなさんとマリさんから学んだことを活かしながら練習してきました。大変だったけど、何とか形になりました。





私も十代から歌を学んできました。プロを夢見たこともありました。だけど、同じ精神障害を持つみなさんと歌い、バンドもした中で、音楽とは人と人をつなぐためにあるものなのだと気づきました。

メジャーだとかプロだとかじゃなくて音楽はこころの共鳴なのだと。


音楽の力の大きさを教えてくださったマリさん、仲間のみなさん、私は自分の道を、こころの拠り所をやっとみつけた気がします。
みんなと音楽を高め合い、一緒に歩いて行きたい。
そのために音楽の勉強をもっとしたくなりました。


マリさん、みなさん、ありがとうございます。強く生きていけそうです。



来月には早速、他病院との交流会があります。私は推薦を頂いて実行委員になりました。
身が引き締まる思いでがんばります。
みんなと歌い続けたいです。




帰り際、マリさんと約束しました。
歌い続けます、と。

マリさん、おつかれさまでした。元気な赤ちゃんが授かりますように。しばしのお別れだけど、また歌が私たちをつないでくれる気がしてなりません。


マリさん、いつか、また!