こんにちは、ゴンシローです
私の働く会社は、奈良県にホドナク近い大阪で産業廃棄物処理業を行なっています。
いわゆるゴミ屋さんです。
ゴミ屋さんと言っても、ゴミを売っている会社ではありません。
365日、皆さんの生活・業務にまつわるゴミを回収、処理をしています。
実は皆さんと一緒に考えたい問題があります。
それは『スペースデブリ』についてです。
銀河鉄道999や、宇宙戦艦ヤマトを見ながら、宇宙に夢を馳せてきた我々の世代が、本気で考え、行動を起こすべきこの問題について、今日は簡単にご紹介したいと思います。
スペースデブリってなんだ?
(出典:media.sign.jp)
皆さんは『スペースデブリ』という言葉を耳にしたことがありますか?『スペースデブリ』とは文字通り「スペース=宇宙」の「デブリ=ゴミ」のことです。
空を見上げても肉眼で見ることはできませんが、実は私たちが住んでいるこの地球の周りにはゴミが増え続けているんです。
1957年にスプートニク1号という人工衛星が打ち上げられてから、早60年。
人類は宇宙に衛星やロケットを打ち上げ続けてきました。
そうした宇宙開発の結果として、地球のまわりには人間の生み出したゴミがたくさん漂っています。
スプートニク1号(出典:ウィキペディア)
具体的には、廃棄された宇宙機やロケットの上部、ペイロードのキャリア、宇宙機を打上げロケットから分離する際や、ミッション運用で意図的に放たれた物体、宇宙機やロケットの爆発または衝突により生じた物体、固体燃料ロケットエンジンからの流出物、熱応力や小粒子の衝突で生じた微小な破片や塗装などなど。
今現在、地球のまわりに確認できている4インチ(10センチ)以上の物体約22,000個のうち、運用中のものは1,000個程度で、それ以外は全てミッションを終えた、使用済みのスペースデブリです。
推定では、直径0.4インチから4インチ(1cmから10cm)の粒子は、およそ50万個、0.4インチ(1cm)以下の大きさの粒子は、おそらく数千万以上あると考えられています。
そのスピードはジェット機の40倍、大谷のストレートの250倍!!
たかがゴミ、されどゴミ。甘く見るなかれ、スペースデブリは将来的に大問題に進展することが予測されています。
というのも、宇宙空間にあるスペースデブリは秒速6〜7kmというとてつもないスピードで衛星軌道条を周回しているからです。
宇宙ステーションや近い将来やってくる宇宙旅行船と衝突する際の相対速度は秒速10kmというスピードにも達します。
大谷の豪速球が秒速0.04km、新幹線が秒速0.075km、ジェット機が秒速0.25kmと考えると、スペースデブリの危険度がよくわかると思います。
いわば大谷のストレートの250倍の速さの物体が国際宇宙ステーションやスペースシャトルに直撃すれば、たとえネジのような小ささでも大きな損壊を与えることは想像できますよね?
今のままでは、人類の宇宙進出が出来なくなる日がくる
問題はさらに深刻です。
スペースデブリが他の人工天体にぶつかったとき、その衝撃で新たなゴミが発生するからです。
ゴミが新たなゴミを生み、等比級数的に宇宙空間がゴミだらけになる現象を「ケスラー・シンドローム」と言います。
スペースデブリを取り除くことは、近い将来、人類の宇宙進出にとって不可欠な事業となるんです。
実は東栄大和クリーンセンターも、スペースデブリ対策に乗り出しています!
ここまでスペースデブリの問題をご紹介してきて、我々が何もしていないなんてことはありません!
実は2016年から、モデルロケットの製作を始めています。
ハイブリッド型のロケットエンジンを搭載し、燃料に廃棄物を使用するプロジェクトを立ち上げています。
廃棄物の燃料で宇宙へ行ければ素晴らしいですよね。
スペースデブリについて、もっと知りたいあなたへ
映画『ゼログラビティ』
海外ドラマ『宇宙清掃会社サルベージ・ワン』
今年はスペースデブリについて大きな動きが出ています。
次回はその辺りをご紹介いたします。
ゴンシローがお送りしました。



