ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地
Jeanne Dielman, 23, quai du commerce, 1080 Bruxelles
1975年 ベルギー・フランス合作
監督 シャンタル・アケルマン
ずっと前から観たかった作品、やっと鑑賞しました![]()
JCOMさんありがとうございます![]()
まずタイトルがインパクトありますよね・・長い![]()
これは主人公が住んでいる住所です。
そして上映時間は3時間以上もあります・・長い![]()
主演は「去年マリエンバートで」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」のデルフィーヌ・セイリグ。
両方とも好きな映画なので、あ、そうだったんだ!と嬉しくなったり![]()
ジャガイモを剥くこのシーン、ググるとたいていこのシーンが出てきます。

ネタバレなしのレビューを見て、ただただ淡々とした平凡?な主婦の生活が描かれている、ということで、そんなのを3時間も観れるのだろうか、と思っていましたが・・見事に引き込まれてしまいました![]()
毎日同じ家事の繰り返しなんですが、少しずつ主人公の何かが変わってゆき、びっくりするラストにつながるのです。
なぜ3時間以上もあるのか、ラストシーンでわかりました・・2時間では表現しきれないんです・・![]()
ただやはり賛否があって、女性からの評判はおおむね良くて(主婦の抑圧が描かれているので)そういうところに共感する方が多いようですが、男性の方で「うんざりするほど冗長、睡魔が襲ってくる、やはり女性のことは理解できない」というコメントもありました。
あと、インテリアやファッションの色彩が美しいので、飽きずに観れたのかもしれません![]()


