「Vision of Life いのちのかたち」と題した撮影イベントのテーマは、参加者20人それぞれの「遺影」だ。丸谷氏は、自分の父親の写真を一枚も撮らないまま死別してしまった後悔から、2010年に専用スタジオを開設し、一般人を対象に「生前遺影」を撮り始めたという。目標とするのは内側から「その人らしさ」がにじみ出るような、いきいきとした写真を撮ること。丸谷氏は、その具体的なイメージについて、「『笑顔』『ピースサイン』『ペットと一緒に』『ご夫婦で』——。これまでの遺影の概念にとらわれず、自由に過ごしていただく中で、ご本人らしさが表に出た瞬間を撮ることを目指している」と語る。