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| 写真家・丸谷嘉長氏 |
「Vision of Life いのちのかたち」と題した撮影イベントのテーマは、参加者20人それぞれの「遺影」だ。丸谷氏は、自分の父親の写真を一枚も撮らないまま死別してしまった後悔から、2010年に専用スタジオを開設し、一般人を対象に「生前遺影」を撮り始めたという。目標とするのは内側から「その人らしさ」がにじみ出るような、いきいきとした写真を撮ること。丸谷氏は、その具体的なイメージについて、「『笑顔』『ピースサイン』『ペットと一緒に』『ご夫婦で』——。これまでの遺影の概念にとらわれず、自由に過ごしていただく中で、ご本人らしさが表に出た瞬間を撮ることを目指している」と語る。
撮影に臨んだ参加者の中には、完成した作品を見て「病気の影響が顔に表れる前に撮れてよかった」と喜ぶ人、「こんなにキレイに写るなら、もっと若いうちに撮っておけばよかった」となげく人もいるという。丸谷氏は「自分でも気づいていなかった魅力を引き出せれば」と撮影に向けて意欲を語る。
今回のイベントを企画したのはアーバンフューネスという葬儀会社だ。同社の中川貴之社長は、「丸谷氏の遺影に対する姿勢は、『100人いれば100通りの葬儀』という形式にこだわらない、その人らしい葬儀のスタイルを提案する当社の思いに重なると感じた。日本中が『命』への思いを新たにしている今、このイベントが、その方にしかない命の輝きを残す機会になれば」と語る。
会場は東京・世田谷区の「mok69(モックロック)写真館」。応募期間は5月25日まで。アーバンフューネスのホームページから受け付けるほか、応募用紙を電話(03-6848-2522)で請求することもできる。年齢制限はなく、応募者から親などへギフトとして贈る「代理応募」も可能となっている。
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Visions of Life いのちのかたち
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