C大阪、英語必須科目 海外移籍不安なし
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選手寮で英語の授業を受けるC大阪の選手ら(北川信行撮影)(写真:産経新聞)
 将来の海外移籍の手助けになれば-と、サッカーJ1のC大阪が大阪市住之江区の選手寮で若手選手を対象にした英語教室を開講している。おおむね週1回のペースで、受講は義務。英語の小説を読むなどの宿題もあり、選手らはピッチ外でも“奮闘”している。

 藤田信良社長や担当者が昨年、ブラジルのクラブを視察したのがきっかけ。それらのクラブが海外移籍を目指す若手選手の価値を高めるために英語の授業を設けていたことから、C大阪でも導入することに。イギリス人のクリス・ホドルさんを教師に招いて昨年9月から本格的に始め、今年は東日本大震災の影響で開始時期が4月にずれ込んだが、その後は練習の合間を縫って授業を行っている。

 ゴールデンウイーク直前の4月28日の授業では、トランプを使ったゲームを行いながらのレッスン。Jリーグの試合前日だったが、U-22(22歳以下)日本代表のMF清武ら主力クラスも参加して和気藹々(あいあい)と英会話に励んだ。「マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に入ってファーガソン監督やルーニーとコミュニケーションを取るには英語が必要」とクリスさん。清武は「将来、海外に行ったら英語ぐらいしゃべれないと…」と強調した。

 ドイツ1部リーグのドルトムントに所属する日本代表MF香川真司を輩出するなど、若手に有望選手が多いC大阪。担当者は「C大阪に入れば、サッカーだけでなく英語も習うことができ、海外にも行きやすくなるという“売り”になれば…」と期待を寄せる。受講生の中から英語が堪能な“第二の香川”が生まれるのも、そう遠くない日かもしれない。(北川信行)

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