【英語を学ぶ】いつ中断してもいい…「気楽さ」が継続のコツ
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イフ外語学院・中野正夫学院長(写真:産経新聞)
 東日本大震災が起こる前、日本政府も企業もまだまだ捨てたものではないなと思ったことがありました。ベトナムに対する1兆円規模の円借款や投資です。インフラ整備に対する投資ですが、これにより日本企業は新たな生産基地を建設できます。ここから中国への輸出も有望ですが、むしろ欧米への輸出拠点として大変有望だと感じました。

[フォト]【英語を学ぶ】頂点目指し、世界の人々と交流を

 ベトナムは戦前、戦後とフランス、日本、アメリカの統治下時代を経験しており、それぞれの文化を理解できる基盤を持っているからです。これはベトナムが他のアジア地域に比べて、食事のデザートの種類が多いことなどからも類推できます。

 つまりベトナム人は異文化への対応潜在力が高いということです。また、国民の独立国家としての国防意識が極めて高いことはいうまでもありません。

 現在、私のベトナムとの関わりは、ベトナムで公的資金の投資案件を扱っておられる高官にスカイプによるレッスンを行っていることです。実用レベルで平均的な日本人をはるかに上回る英会話力をお持ちですが、完璧な発音をマスターするために、過去4年間、たまに私のレッスンを受けて、気になる発音ポイントを微調整されています。

 このような継続的努力に頭が下がります。今から海外ビジネスに乗り出す方も、英会話やTOEICに取り組むための基本は継続性です。

 継続は難しいですが、コツがあります。いつ中断してもよいし、いつでも再開しようという気楽な気分でやることです。

 私はジムでの筋トレを24年間続けていますが、続けられたのはこれといった目標を設定せずに、自分ができること、なるべく楽しいことを選択してきたからだと思います。気分としてはとりあえずジムに行く。気分が乗らなければ、軽く、かつ早めに切り上げる。

 その程度のお気楽なトレーニングですが、身長167センチでウエストは71から73センチまでをキープし、バーベルはベンチプレスで80キログラムをクリアしています。体重は58キロなのでまずまずです。来月58歳になるので、年齢と体重が丁度同じになります。

 60歳に近いジイサンが毎週バーベルを上げているわけですから、皆さんが英語や英会話をできないわけがありません。

 できることから始めてみましょうね。この意味ではフィリピンの格安スカイプ英会話も1つの選択肢です。ちなみにフィリピンの最近の経済発展も目覚しいものがあり、チェックしておく必要があります。(イフ外語学院学院長 中野正夫)

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【プロフィル】中野正夫(なかの・まさお) 鹿児島ラサール高校卒業後渡米し、サンフランシスコ州立大学で都市学を専攻、卒業。イフ外語学院を設立以来32年間、日本と日本人の国際化をテーマに教育に従事している。主な著書にTOEIC(R)test 990点 即解シリーズ「即解文法」「即解リーディング」「即解リスニング」3部作(ジャパンタイムズ社)などがある。


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