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小学校英語必須を応援する「無料英会話レッスンRPG ママトコ王国」
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小学校英語必須を応援する「無料英会話レッスンRPG ママトコ王国」 ママトコ王国
 英会話スクール事業を行うaimは日本一ソフトウェアとアメイジングと協業し、小学校英語必須を応援するWEBサイト「無料英会話レッスンRPG ママトコ王国」のサービスを本日6月15日より開始した。

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 同サービスは関東・関西圏で数千人の受講生が月謝をシェアリングして学ぶ英会話スクール「コミュニティ英会話」の教材をインターネット上で学べるよう完全にゲーム化したもの。パソコンを持つ家庭であれば誰でも英会話の自習や復習ができるという。英語を勉強としてではなく、日常生活の1つとして遊びながら学び、リアルの英会話とインターネット学習の両面から子ども達の英語力の向上をサポートするという。

 ママトコ王国は、完全無料の登録型英会話レッスンRPGで、物語をクリアしながら子どものやる気を引き出すという。中学校の英単語900語を超えた1,200語をレッスンクリア時までに収録、60曲以上の英会話ソングをゲーム内に収録しており、英語力と学習頻度に応じて変化するオリジナルこどもアバターシステムを採用している。

 また、子どもたちの学習の成果を保護者に知らせる機能も搭載している。今後はコミュニティ英会話の保護者向けSNSやアバアー同士のコミュニケーションも実装していく予定だという。


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ビジネスパーソンに有益なコンテンツを無料で提供——bizocean×Business Media 誠
ミロク情報サービス「bizocean」
ネットメディア編集長対談:
 ミロク情報サービスが運営するビジネス情報サイト「bizocean」(ビズオーシャン)と、アイティメディアの「Business Media 誠」(以下、誠)は、2011年から協業をスタート、それぞれのコンテンツの一部を相互に掲載する取り組みを開始しました。bizoceanを訪れた読者が誠の記事を読めるようになり、逆に、誠を訪れた読者はbizoceanのテンプレートやコラムなどを利用できるようになります。

【画像:ネットメディア編集長対談、ほか】

 今回はこのコンテンツ提携を記念し、bizoceanの運営責任者である、ミロク情報サービスネット事業推進部部ポータルサイトグループ長の堀貢一氏と、アイティメディアBusiness Media 誠編集長の吉岡綾乃が対談を行いました。それぞれのサイトが何を目指し、どういう方向へ向かおうとしているのか。そして、オンラインビジネス媒体はどうすれば成長するのか? 対談を通じて、両サイトの運営責任者の率直な思いが伝わればと思います。

●コンセプトは「ビジネスに必要な情報を無料提供」

吉岡 bizoceanと誠は、どちらもビジネスパーソンを対象にオンラインで展開しているビジネスメディア。スタート時期も近く、共通点がありますね。まずは、bizoceanというサイトについて、概要を聞かせていただけますか?

堀 ミロク情報サービスは、1977年創業以来、全国の会計事務所とその顧問先企業——主に中堅、中小企業に対し、経営システムならびに経営情報サービスの提供を通じて、経営をサポートしてきました。bizoceanは、中小ベンチャー企業のビジネスパーソンを対象とした無料ビジネス情報サイトとして、現在では60万人の会員を有します。ユーザープロファイルは、従業員数100人以下の企業で働くビジネスパーソンが70%で、年齢は30~40代が圧倒的に多く、男性が70%です。

吉岡 やはりbizoceanの読者は、経営に携わる方が多いんですか?

堀 ええ、社長のほか、役員クラスや管理職が多いですね。当初はベンチャー企業のビジネスパーソンが中心になるかと思っていたのですが、実際に使用されるのは比較的歴史のある企業にお勤めの方が多いです。現在は月間700万PVくらいありますが、ここに至るまでは、けっこう紆余曲折があったんですよ。

吉岡 とおっしゃいますと……?

●スポーツ新聞の"ノリ"を目指すも挫折

堀 弊社は当初、会計事務所向けのオフコン※メーカーでした。やがてオープンシステムの時代が到来し、その後インターネットの時代となりました。その当時、ビジネスも今後急速に変化してゆくだろう、これからは“ネット情報戦略”が重要になると考えていました。

※オフコン…「オフィスコンピューター」の略。一般企業のオフィスにPCが普及するより前に利用されていた、事務処理に特化したコンピュータのこと。

吉岡 IBMの計算機からマイクロソフトのWindows、Googleでクラウドサービスへ、という流れですね。

堀 ええ。そんな折、2004年のことですが、代表の是枝から『中小企業向けのポータルサイトを作ってはどうか』という話があったんですよ。ただ、実現するとなると、ちょっと難しいなと感じました。というのも、当時商用Webサイトといえば、IT系企業が運営しているものか、新聞社系のものしかありませんでしたから。自分たちがやる場合、どうしたらビジネスとして成功させられるのかが分からなくて当惑したのです。

 そこで、自分たちの“強み”は何なのか? を検討し、それを生かせる方向性を考えた結果、“弊社の顧客である全国8400の会計事務所にいる税理士の先生たちに記事を書いてもらう”という方向性でした。筆者が税理士の先生ですから、『お金まわりの話題について、スポーツ新聞のようなノリで分かりやすく書いてもらう』というコンセプトにしたのです。

吉岡 それ、面白そう! 人気が出たのではないですか?

●テンプレート無料ダウンロードサービスがヒット

堀 いえ、それがね。結果は見事に大コケでした(笑)。運営する私たちに、面白い記事を書いてもらう、いわゆる編集能力が足りなかったんですね。こりゃ困った、どうしたもんだろう……とアタマを抱えていたとき、ある税理士の先生からExcelやWordのテンプレートをいただいて。それを試しに載せてみたら、アクセス数がぐっと増えたんですよ。そこで、あることに思い至ったんです。

 それは、企業内におけるコミュニケーションや、情報共有のあり方が変化してきているのではないか? ということです。昔は先輩や同僚と飲みに行くことも多かったし、先輩は後輩の面倒を見るのが当たり前だった。そうした中で、自然とビジネススキルも受け継がれていった面があったと思うんです。例えば、企画書の雛形などは、イチから作らなくても先輩から融通してもらえることが多かったと思うんですよね。

 ところが近年は、その辺が変化してきている。人材の流動化、世代間の断絶があり、上と下のコミュニケーションロスが起きているんですね。成果主義の影響もあるかもしれない。これは多くの会社で共通に見られる現象です。

 『じゃあ今、仕事に必要な情報、すぐに使えて汎用性の高いテンプレートなどのひな形は誰にもらっているの?』『そうか、Webで探して取ってきているんだ!』……と気がついたのが5年くらい前。そこからbizoceanでビジネステンプレートの無料ダウンロードサービスをスタートさせました。そうしたら、4年くらい前からアクセスが飛躍的に伸びてきました。

吉岡 なるほど、それは素晴らしい着眼点でしたね。ということは、bizoceanの利用者は、ビジネステンプレートのダウンロードをしたい人たちが中心なのですか?

堀 そうです。『書式の王様』という無料ビジネステンプレート集があり、1万3500種類以上を提供しています。Fax送付状・念書・内容証明・契約書・管理表といった基本的なものから、企画書・顧客管理といった高度なものまで、あらゆる書式やテンプレートを網羅しています。その中で最もダウンロード数が多いのは事業計画書で、1カ月に約3000回以上のダウンロードがあります。そのほか、請求書や見積書、書類送付状、雇用計画書などが人気です。ExcelやWordで作ろうと思えば作れるが、とても手間がかかる……というものがニーズの中心です。

吉岡 確かに一から作るとなると大変ですものね。

堀 この厳しいご時世にあって、例えば、詫び状を書くのに丸1日頭を悩ませている余裕なんてないと思うんです。そんなことをするくらいなら、弊社のテンプレート無料ダウンロードサービスを使って時間を節約してほしいです。

 また、サイトの名称ですが、企業の経営というものが大海原を航海するのに似て、大変な困難を伴うことだと感じたのが発端です。大変でも、経営者が頑張ってくれないと会社は成功しないし、会社が成功しないと日本そのものが成長しない。だから、彼らをはじめとするすべてのビジネスパーソンを支援していきたいんです。bizoceanは、ビジネスという名の海を渡りきるために、それをサポートするためのあらゆるサービスを提供していきたい、という思いを込めました。

●読者層がユニーク? Business Media 誠の特徴

吉岡 数年前まで、商用WebサイトはIT系か新聞社系のどちらかだった……というお話がありましたが、アイティメディアはまさにIT系の商用サイトを運営する会社です。私自身、もともとは、ソフトバンクでパソコン雑誌の編集者をしていました。その経験と、アイティメディアに移ってから記者として商用Webサイトの運営に携わった経験をベースにして『ビジネスパーソンの役に立つ、IT系ではないWeb媒体を作りたい』と思って立ち上げたのが、2007年4月スタートの『Business Media 誠』です。

堀 前から気になっていたんですけど、どうして『誠』なんですか?

吉岡 なぜ『誠』なのか、その質問はよく聞かれるのですが……この名前は『読者や取材対象に対し、Webメディアだからできる誠実さを実現したい』という思いからきています。

 雑誌を作っていた頃、インタビューや対談を担当することが多かったのですが、長くて面白い内容のときも、誌面の都合でいろいろカットせざるをえないのがいつも残念で。前後をカットしすぎると正しく意味が伝わらないこともあり『ものすごく小さい文字で完全版を収録できたらいいのに』とよく思っていました。誠の企画が立ち上がり、紙媒体はなし、Webオンリーでビジネス誌をやろうということになって、思い出したのが当時の体験。『存分に詳しく、深掘りした記事を載せよう。インタビューで、前後の文脈をカットして一部の発言だけセンセーショナルに取り出すなんてことはしない。だって紙と違って、Webなら誌面に制限はないんだから。それが読者や取材対象に対する、Webだからできる誠実さだ』と思ったのです。

 それで『誠』と名付けました。編集部で制作している記事には、超長文インタビューや、ほぼ全文収録の講演録が多いのは、そのコンセプトが由来なんです。

堀 新撰組は関係なかったんですね(笑)。

吉岡 ええ。もう1つ、創刊時に想定していた読者の中心が、今30代の若手ビジネスパーソンでした。1970年代生まれの、団塊ジュニアからロストジェネレーション世代と言われている人たちですね。実はこの世代の男性の名前を調べると、毎年一番人気なのが『誠』くんなのです(明治安田生命のランキングより)。これが、もうちょっと若返って20代前半になると1位が『大輔』になります。私がもうちょっと若い層を狙っていたら、『ビジネスメディア大輔』になっていたかもしれません(笑)。

堀 想定通りの読者が獲得できていますか?

吉岡 そうですね、ほぼ想定通り30代の男性を中心に読んでいただいています。特に熱心な読者さんはもうちょっと若くて、20代後半から30代前半の方々に多い印象です。現在のユーザープロファイルとしては、9割が男性で、そのうち未婚と既婚が半々くらい。職種的には、メーカー(IT関連以外)の方々が一番多いです。平均年齢は35.5歳で、平均年収が717万円です。

堀 ベンチャー系の人が多いのですか?

吉岡 従業員数1000人以上の企業、100~1000人規模の企業、100人未満の企業が、それぞれ3分の1ずつ占めています。読者さんの世代的に、大きい会社にお勤めだと現場のマネージャーやリーダーをなさっている人が多いようですね。オンラインビジネス誌というと、『NBonline』や『ダイヤモンド・オンライン』『東洋経済オンライン』などが有名ですが、いずれも経営者向けです。読者層という点で、『Business Media 誠』はユニークと言えるかもしれません。

堀 PV(PageView)やUU(UniqueUser)などは、現在どれくらいですか?

吉岡 誠ブランドとしては現在、ビジネス情報全般を扱う『Business Media 誠』、仕事術やオフィス向け製品情報などの話題が中心の『誠 Biz.ID』、誠読者向けにオフタイム情報を提供する『誠 Style』の3媒体を展開しています。これらを合わせてUUが約200万、PVが約1000万弱というところですね。このほかにiPhoneやAndroidで記事を読んでいる読者さんもいて、『Biz誠』アプリのダウンロード数は約10万です。

 これだけ記事を読んでくれている人がいるのに、メールマガジンの読者は2万人弱くらいしかいないのが悩みなんですよね。毎週2回、私とBiz.IDの鷹木編集長が交互に書き下ろしているメルマガで、結構面白いと思うんですけど(笑)。さっき、メルマガ読者が60万人と伺ってびっくりしました。どうやったらbizoceanさんのようになれるのか……コツを教えてほしいです。

堀 うちもずっと、誠のような記事コンテンツをやりたかったのですが、いかんせんプロの編集者や記者がいませんからね。

吉岡 逆にうちは、bizoceanにあるような、"今すぐ役に立つダウンロードコンテンツ"作りは得意じゃないんです。そういう意味でも、今回協業させていただくことで、お互い、これまでなかったものを補い合えると良いですね。

●bizoceanとBusiness Media 誠、協業のメリットとは?

吉岡 Business Media 誠を立ち上げた当初は、IT系WebサイトであるITmediaとは違い『専門誌ではない』という理由でバナー広告がなかなか取れず苦労しました。当時に比べればずいぶん状況は良くなりましたが、それでも雑誌に比べると、コンテンツ制作にかけられるコストはとっても少ないんです。紙媒体との比較で言えば、ゼロが1つ少ないと言っていいと思います。でも、コンテンツのクオリティは保ちつつ、赤字にならないよう運用しなくてはいけない。

 そういう意味で最近特に強く感じるのが、『Webの世界で生き残るには、大きいプレーヤーじゃないとダメだ』ということです。雑誌の場合、競合との比較で3~4位に入っていれば大丈夫でしたけど、Web媒体ではナンバー1じゃないとダメだと思います。特にビジネス媒体の場合、古くから雑誌を出している会社の知名度は圧倒的。それもあって、誠が成長するためには、協業してくださるパートナーを増やし、みんなで大きくなっていくことが大切だと考えています。

 今回、bizoceanと誠が協業することには大きな意義があります。まず、読者の皆さんから見て、得られる情報の幅は格段に広がります。誠とbizoceanの読者層は異なっていますが、異なることで、逆に双方にメリットが生じます。お互いに読者を食い合うのではなくて、それぞれが読者層を拡大し厚くすることができる。

 一人の読者のどれだけの時間をもらえるかが大事だ、と最近よく思います。例えば、昼休みに会社で誠の記事を読んでいた人が、ビジネステンプレートをダウンロードするために仕事中もアクセスしてくれるようになれば、一人の読者さんがサイトに接する時間と頻度が上がる。どうやってファンを作るか、一見(いちげん)さんではなくて、熱心な読者をどう増やしていくか。そういう意味で、今回のコンテンツ相互提供は、非常に有意義な協業だと思います。

堀 まさにその通りです。今後はコンテンツ以外でも協業していきたいですね。

●ビジネステンプレートに続くヒットのネタはどこに?

堀 bizoceanを6年間やってきてつくづく思うのですが、Webにおけるビジネス媒体は、一体どうすれば盛り上がるんでしょうね?

吉岡 コンテンツはそれなりに作れるけど、一過性のものになりがち。継続して盛りあげていくのは、確かに簡単ではないですよね。ひとつの方向性として、bizoceanには『みんなのビジネスQ&A』というコーナーがありますが、あの可能性はどうなのでしょうか?

堀 いやー、実はあれは難しいんですよ。と言うのも、寄せられる質問自体が、非常に専門性の高い、難しいものが多いんです。例えば、『競合会社に従業員を大量引き抜きされてしまったけれども、どうやって法的手段に訴えればよいか?』などといった質問が来るんです。そういうレベルの話は、状況をもっと詳しく聞かないと答えられないし、弁護士の先生など専門家じゃないと到底対応できませんよね。ユーザー同士で質問したり答えたり、という形を考えていたのですが、どんな分野の質問でも、こういうレベルの質問が非常に多いのです。でもやり方を変えれば、有意義なものになると考えています。

吉岡 なるほど、そうなんですね。では、今後の可能性という意味では何に期待していらっしゃるのでしょうか? 今後もテンプレートが中心になりますか?

堀 現在、会員数は60万人ですが、それ以上に大きくしようとすると、テンプレートだけでは限界が出てくると思います。継続的に使ってくれる人も、それほどの頻度でサイトを訪れるわけではありません。ダウンロード回数は、一人当たり平均月1回くらいです。それは無料ダウンロードサービスの特性なのかもしれませんが、でも、結局、それくらいの頻度なわけです。

 ですので、サイトの事業戦略をもう一度考え直してみたのです。このサイトの特性、訪問者の分析、現在人気のあるほかのサイトの研究、そして最も大事なユーザーの皆さん方が「何を望んでいるのか」をスタッフ全員と何度も議論しました。結果、単純ですが、"無料"というキーワードが、このサイトの最大の特長だったことに気がついたんです。

 早速、次は何を無料にすると意味があるのか、ユーザーであるビジネスパーソンにヒアリングしました。本当に、仕事上ではさまざまな悩みがあるのですが、一番困っているのは、どうやって新しい取引先を見つけるのかということでした。営業先も注文先もどちらもです。

 そこで、昨年(2010年)12月20日のリニューアルのタイミングで、「ソーシャル企業情報」という約50万件の企業情報が閲覧できるデータベースサービスコーナーを始めました。このサービスは、基本的にインターネットで公開されている会社の情報をベースに、みんなの力でその会社データの精度を向上させていこうというものです。みんなで作るから、もちろん無料です。

吉岡 クリス・アンダーソンの『FREE』みたいですね。Webらしい話だと思います。

堀 ええ、コンテンツを無料にすることで人が集まる。逆に言えば、無料にすることで、それを活用する人たちのビジネスがスムーズになる——これは有意義なことだと悟りました。だから、サイトのコンセプトが「すべてのビジネスコンテンツを無料に!」なんです。また、さらなるアクセスを集め、増やすには、“ソーシャル”の力、ある意味みんなの力でよりよいサービスを形成していく“編集力”といってもよい力が大事なのではないかと考えています。私がテンプレートに続くコンテンツだと考える企業情報も、まさにそうしたソーシャルの力で精度を上げてゆくことで、皆で共有して使えるようになるのではないかと思います。

●ネットの記事は、読むよりも音声で聴きたい?

吉岡 今お話を伺っていて、”ソーシャル”というキーワードの捉え方が、業種によってずいぶんと違うのだな……というのが、私にとって新発見でした。うちでも、少し違った意味で、『ソーシャル系』に力を入れ始めています。例えば、TwitterやUstreamといった取り組みですね。

堀 確かに動画の強さってありますよね。それと関連して……最近よく思うんですが、Webって基本的に文字じゃないですか? でも、耳で聴きたいという欲求が私にはあるんです。実際、そうした音声技術は向上してきているので、記事の数々が音声で聴けると面白いなと。最近は、ビジネスセミナーも流行っていますし、ビジネスパーソンはすごく勉強熱心でまじめだと感じます。歩いている時や、満員電車に乗っているときといったWebの記事を読めないような状況でも、聴くことなら可能だったりしますよね。勉強熱心な皆さんのために、そうしたサービスはありだと思うんですよ。

吉岡 私もみんな勉強熱心だなあ……と痛感しています。終身雇用制が崩れて、皆さん、焦っているのかな……とも思いますが。例えば朝、出勤前に勉強会に出かけたり、英会話や資格取得のための学校に通ったり、とにかく皆さん、まじめになっていますよね。そういう意味で、今おっしゃったサービスは“あり”ですね。ヒントになります。

堀 そうしたビジネスパーソンの動向と関連して、ビジネス書が最近、面白いですよね。私はよくビジネス書を読みます。もともとPR会社出身なので、どうしてもマーケティング関係の本が多くなりますが、それ以外でしたら、リクルートの営業マンから杉並区の中学校の校長へ転進した藤原和博さんが書かれた『つなげる力』(文藝春秋、2008年)がとても面白かったです。ビジネスのヒントになりましたね。"何かと何かをつなぐと、そこに新しいものが生まれる"ということで、この考え方はインターネットで使えるな……と。"組み合わせの妙"と言うべきものをネット上でいかに紡ぎ出してゆくか、その手腕が問われるわけですよね。

吉岡 今後の方向性を考えてゆくと、様々な可能性が広がってきますね。今回始まった両社の協業を通じて、とりあえず当面は、相互補完的な3+3=6を目指すことになると思います。最初から3×3=9を狙うと失敗しがちですから……。でも、いろいろやっているうちに、創発的な状況がパッと現われ、期せずして3×3=9になるようなことになることも出てくるかもしれませんね。

堀 それは一体どんなカタチになるのか? 乞うご期待という感じでしょうか。楽しみは尽きませんね。では今後とも、どうぞよろしくお願い致します。


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