東京電力でその不足が問題となっている線量計。線量計なんて、英語でなんて言うか今回の原発事故の前から知っていたという人はなかなかいないと思います。

日本語でも「線量計」なんて言葉、ふつうは使う機会がほぼないですからね。

線量計は英語では、

dosimeter

と言います。アクセントsi の部分にあります。日本語的感覚だと、meter のme の部分にアクセントを置きたくなりますが、それは違います。

スピードメーターの場合も、英語ではspeedometer とつづりますが、アクセントdo の部分であって、meの部分ではありません。発音をとても間違えやすい単語の例だと思います。

線量計に関して、例えばTIMEの記事にも以下のような表現が見られます:

...a shortage of working dosimeters, devices that measure doses of radiation...

コンマで区切って、dosimeter の説明が後ろに書かれていますね。ネイティブにとってもあまりなじみがない単語なわけです。devices that measure doses of radiation=「放射線量を計る機器」と説明されています。