南山大学2008年の過去問に以下のようなものがあります:


Peter has always been jealous ( ) Tom's natural athletic ability.


(A) from

(B) by

(C) of

(D) for



これをどのように解くのが、「試験問題の対処として」ベストでしょうか?


選択肢を見ると、前置詞がずらっと並んでいます。これを見て、


なるほど、これは前置詞のニュアンスを区別する問題なのか


と思う人もいるかもしれません。


まあ確かにそういう面がなくもないのですが、これを「前置詞のニュアンスの問題」だと言うのはやや無理があります。


少なくとも私がこの問題を解くとして、


from とof はこういうニュアンスの違いがあり、この問題ではこっちが適切だ


なんて考えたりはしません。


私が考えるのは、


前にある形容詞jealous は前置詞of とセットだと暗記して知っている。なので答えはof に決まっている


それだけです。


なので、全部で10秒以内に答えは出せます。


TOEICや英検など、試験に対処するときの基本方針は何と言ってもこれです。


知ってるからできる


考えてたら時間がもったいないです。


まあ、全部知ってると逆に時間があまって退屈する、という皮肉なデメリットもありますけどね。


とはいえ、その余った時間は、冷静に慎重に見直しをするために使えるので、いいでしょう。