マークシートって塗りつぶすのが意外と面倒だったりします。だって「ゴリゴリっ」っと何度かエンピツを動かさないといけないですもんねぇ。
 
そして、前回の記事でも書きましたが、リスニングのPart3,Part4はとにかく忙しいのです。速いスピードで読み上げられる放送を聴きながら、結構な量の設問分と選択肢を読まないといけないので。
 
そうすると、マークシートを塗りつぶしている暇すら正直なかったりします。じゃあ、どうしますか?
 
自分はとりあえず、マークシートの解答の部分に点だけ付けておいて、後で塗りつぶします。そうするとPart3,Part4はとにかく読むのと書く事に集中できます。
 
Part3,Part4はとにかくリズムを保って、解答していくことが優先です。塗りつぶしは後回しにすることをお勧めします。


前の記事で、Part7の読解問題は宝探しだって書きました。「読むのではなく、探し出すのだ」って。
 
実はこれ、リスニングセクションのPart3とPart4も同じです。Part3とPart4も宝探しなのです。
 
英語がバリバリに得意で、いつもTOEICで900点台を出している人は置いといて、リスニングセクションってみなさん、ちゃんと聞き取れているんですかね?たぶん、大半の人は英文をしっかりとは聞き取っていないと思います。
 
なにせスピードがかなり速い。そしてPart3とPart4も読み上げられる量が多い。以前よりも量が増えています。
 
しかし、ちゃんと聞き取れなくても、問題は解けます。そのために必要なのが、設問文の先読みなのです。
 
前回の記事で、先読みはリスニングの負担を減らすためにやると書きました。しかし、先読みをすることによって、解答するために必要なことにフォーカス出来るようになります。


その結果、読み上げられた英文の内容は半分も分かっていないのに、解答は出来たってことが頻繁に起きます。
 
だから、リスニングのPart3とPart4も宝探しなのです。何がお宝なのかさえ分かってしまえば、あとはピックアップだけになります。

前回の記事で、Part3とPart4は設問文と選択肢を読むことも結構大変だということを書きました。では負担を軽減する方法って何でしょうか?
 
TOEICを受けたことがない人は知らないかも知れないのですが、有名な方法があります。それはディレクションの時間を活用することです。
 
ディレクションとは、リスニングセクションの各Partごとに、そのPartの構成を英語で説明している部分のことです。そして、このディレクション、聴いている必要がないんですよね。なぜなら基本的にTOEICの問題構成って変わらないからです。
 
じゃあ、これを素直に聞いているのはもったいなので、この時間を有効活用しちゃいましょう。
 
以下は私がやっているディレクションの時間の活用方法です。
 
まずPart1とPart2のディレクションの時は、Part3の設問文を読んで、時間が許す限りPart3の選択肢も読むようにしています。
 
そしてPart3のディレクションの時は、最初の3問の設問文と選択肢を読んで、この後のPart3の解答に弾みをつけるようにしています。
 
こんなことでも、設問文と選択肢を読む負担がずっと軽くなるんですよね。